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天国と地獄1963年製作の映画)

上映日:1963年03月01日

製作国:

上映時間:143分

4.1

あらすじ

エド・マクベインの小説が原作。黒澤明監督、三船敏郎主演のサスペンス。息子と間違えて誘拐された運転手の息子・進一のために身代金を用意した権堂。進一は助かったが誘拐犯を捕まえるため刑事たちが奔走する。

みんなの反応

  • 分断された階級社会というテーマが描かれ、社会問題を取り上げている。
  • 黒澤明監督の巧みな演出により、前半のシーンも飽きさせず、緊張感ある展開が続く。
  • キャスト陣の演技が素晴らしく、特に山崎努と三船敏郎の存在感が際立つ。
  • 犯罪エンターテイメントとして極上のサスペンスであり、緊迫感がすごい。
  • 豪邸と貧困街という対照的な舞台設定が、物語のテーマを象徴的に表現している。
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『天国と地獄』に投稿された感想・評価

4.1
9,454件のレビュー
Asano
4.1
黒澤明監督のベストと言える作品だと思いますし日本映画史に残る名作。
これをあえて冬に撮ったと言うエピソードが凄い。
特急こだまのシーンに赤い煙。

 身代金の渡し方が有名な黒澤作品。今観ても十分に面白い。
 前半はサスペンス室内劇。金を出すのか・出さないのか、三船の決意がどちらに転ぶかがサスペンス要素となり、横長の画面を生かした多人物の頻繁な移…

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4.5

最近オーディブルでエド・マクベイン『キングの身代金』を聴いたので、あらためて見た。原作のキングは、最後まで理不尽な身代金の支払いを拒否するが、ただ冷たいだけの男ではなかった。どう考えても納得ができな…

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それなりに長い上映時間の割にストーリーはとてもシンプルで時間経過もゆったひとしたとても丁寧な誘拐事件。
退屈とも言い換えることができる可能性が充分にある。。。。。。


・サブストーリーを複雑に絡ま…

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5.0
人生変えられました
Ami
-

俳優陣の生かし方大正解すぎる。

煙突の煙、アキラクロサワ〜!

権藤さんちの室内土足の設定、当時の横浜とはいえアメリカナイズドされすぎてて痺れるね。さすが世界のミフネ、世界のクロサワ。

黄金町が…

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このレビューはネタバレを含みます

世界的にも有名な誘拐を題材にした傑作

この名作(スコア5.0)について言うことは無いんですが、
初めて伊丹映画🎬『マルサの女』を観て
ア❗と思った事を書きます。

(両方とも有名な作品なんで研究も…

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3.0

前半はマンションで繰り広げられる室内劇(静)。列車の中の緊迫感を経て、後半の盛り場での尾行は人や場面が目まぐるしく変化するミュージカル(動)のような演出もおもしろい。そしてこれが天国と地獄を表してい…

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