公開時、映画館で観ました。
荘厳でダイナミックな映像美や色彩の使い方。構図の精緻さに魅了されました。
甲冑武者の行軍、騎馬の突撃、戦場に散る旗印、まるで絵画のようでしたね。
豪華絢爛な歴史絵…
黒澤明作品を見るのは2作目。
画の構図とか撮り方とか難しい事はわからないがただただ映像の力に圧倒された。
引きのカットが多い気がするがそこは壮大さがよく見せる為なのかな。
その分アップになった時…
開幕、ワンカットで"三人"の武田信玄が語り合うだけであるのに引き込ませる画力にさすが黒澤明と期待を膨らませるも3時間は長い。『七人の侍』や『悪い奴ほどよく眠る』には感じなかった長いという感想を抱いて…
>>続きを読むBS録画鑑賞
何度も観た 好きな映画です。
小姓、側近の前で 亡き御館様の真似をして見せ 小姓が泣くシーンは何度観てもグッときます。
特に歴史ファン、戦国オタクには公開当時の類を見ないスケールさも…
個人的に「乱」の衝撃と面白さを超えて来なかった。
然し同作にはない、階級の違いによるズレを使ったコミカルなシーンがあるのは印象的だった。北野武が時代劇を撮ったらこうなるかも、とすら思わせる。
北野武…
この時代にこれだけのものを創り上げた黒澤明の底力を感じた。いきなり冒頭の長回しのシーンから黒澤の画造りに対する徹底的なこだわりが感じられ、また影武者が信玄として立ち回る様を時にユーモアを交えて描く前…
>>続きを読む黒澤明が白黒からカラーに移行して初の時代劇が本作。武田信玄の影武者の物語。
カラーになってからはヒューマンな小品が多かったので、それはそれは公開までの期待値が高かった作品。
新聞に一面広告を打って出…
主演の演技がすごすぎる、ここまで二人異なる人間を演じ分けられて、そして急に入れ替わられると、作中の家臣たちみたいに背筋がピンとしちゃう。それくらいに巧みな演技力。
本体無くして影は無い、というその…
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