かが屋の加賀に似てる高橋章夫とヌードモデルであり作品を牽引するミューズ石井くに子逢引きの青臭さから、インセスト・キス、養父のペドフィリアが垂直的に幼女を引き寄せる危うさ。催眠術で炙り出される過去。情…
>>続きを読む7歳で父親が亡くなり、
再婚で出ていく母親に性的虐待され、
教護院を経て篤志家夫婦に引き取られるも
養父に性的虐待された10代後半男子が、
ヌードモデルの10代後半女子彼女と
付き合ったり、
仲良く…
「キャベツを剥いたら芯が出る
玉ねぎを剥いたら何が出る」
陰鬱な性格を気にした養父に「笑う会」に通わされる俊一が、その答えがわかった時、初めて心から笑えた。
と、幸せな時間は束の間、ナナミを差し出…
なんと鬱蒼とした作品だろう。
寺山修二と羽仁進の共同脚本で作られたこの作品には全く救いがない。
そして、画面のタッチにはフェリーニの影響があるんじゃないかと感じられた。
高校生のシュンは幼いころ両…
<メモ>
寺山修司脚本、羽仁進監督で、社会からはじき出されかけながら、必死にもがいて生きようとしている若者の恋を描く
恋といっても、甘い恋じゃない
大人や社会の汚さに翻弄されながら、唯一温かさを見い…