
ずっと観たかった胸糞映画
人は、自分を守るためなら平気で道徳も捨てるし他人を傷付ける。
自分のエゴの為に他人を利用し、不利になりそうなら排除する。
すごく嫌な映画だけど、目を逸らさずに観てよかっ…
その人のためにという建前で人を傷つけることを厭わない人間の醜さ。
かなり不快で目を背けたくなるシーンが多いけれど、セットのシンプルさと淡々とした他人事のように思わせるナレーションによって生々しさが…
主役の娘が、はじめは毛皮なんだけどね…、35だから娘でもない…、その人の格好がカフェのウェイトレスみたいでほんとうに…、日本の娘っ子たちがまだ着物を着ていた頃の雪の狐の狐っ子が…、娘に化けて胸躍らせ…
>>続きを読む舞台のリハーサルを見学してるような気分になった
脚本がしっかり描かれていて、説明が丁寧なので、映像なしでも内容が理解できると思う
田舎でお店が少ない事から、好きでもない人形買ったり、人手が足りてて…
電車で齧り付いて観てたら眠くなったので、作業しながら視聴。
映像よりも台詞とナレーションで物語が進む構成な事もあり、最後まで楽しむ事ができた。
自らが迫害されたり搾取されるのを防ぐためなら道徳など…
監督・脚本 ラース・フォン・トリアーの実験的作品。セットンらしきものは作らず、床に白い線を引いただけのシンプルさ。美術に余計な意味、暗喩を持たせない。演技と台詞にがすべて。町に逃げ込んだ娘を匿う。そ…
>>続きを読むめちゃくちゃ素晴らしかった。
「胸糞だから」と避けずに観るべき映画。
レイプのシーンは、この舞台演出だからこそ成立する名シーンだと思った。
善悪とはについて深く考えさせられた。あのラストは善行か…
学校では教えてもらえない、真の道徳の教科書。悪意なき悪と赦し。このラストは復讐なのか、最大級の善意なのか。善や悪は思考に宿るものであって行動やその結果とは切り離されるべきものなのかもしれないね。
と…
絶対に最後まで観てほしいザ・問題作
3時間の長編で、舞台劇的なセットと斬新な設定が観る者を圧倒する。神話的な物語を現代アメリカに巧みに落とし込んだトリアーらしい作品。グレースのジャッジは「神の裁き…