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ある一人の女性の半生記である。
病床に伏せる老いたアン(ヴァネッサ・レッドグローブ)。
どうやら死期が近いようだ。
心配する二人の娘たち、ニナ(トニ・コレット)とコニー。
アンは、娘た…
歳を重ねてから見た方が
面白味が増す映画
過去に一度見たことがあったことを
見始めてから思い出した。
かつての鑑賞時は、
あまり印象に残らない作品だったが、
共感できるところが増えたように感じた…
おばーちゃんが過去の男の事死に際に忘れられないって振り返る話
それを子供が大人になってようやく「今なら理解できる」と伝える話
過去にどんなことが起きたか
誰にでもあるようなことかもしれない若い頃の思…
死期が迫っている母の言葉から、娘たちが知らない40年前の母の人生が見えてくる。
よくよく考えれば私も母親の全てを知っているわけではないし、どの母娘もそうなんじゃないかなと思う。
過ちを犯したといって…
15年後、少し”映画”に追いついた。
「やっと理解できたと
言おうと思っていたの」
公開時、映画館で鑑賞した。
再鑑賞で、当時見ることができなかったものを”くみ取れる”ようになった。わずかだが。…
とてもいい作品だとは思うけど、どこかが消化不良。焦点がぶれている。
もう一歩踏み込んで、それぞれの優しさがよくわかる場面が欲しかったな。
テーマからすると邦題の"いつか"はいらなかったかも。
このレビューはネタバレを含みます
【対称的に入れ替わるふたりの女性の人生 それでも人は許し許される】
人生の終わりに人は何を思うのか 何を思えば良いのかを教えてくれる作品。
ある夏に訪れた避暑地で運命的な出会いから瞬く間に恋に落…