西島秀俊が演じる狂信的なシネフィル男は、強すぎる映画愛ゆえに、次のように演説する。“シネコンで上映される金儲けのクソ映画によって葬り去られようとしている、芸術であり娯楽である「真の映画」を守れ”。そ…
>>続きを読むpassion。熱情、そして受難。
身体を差し出しながら、何かに祈る。
映画の現状を憂い、未来を嘆き、この今の惨状を堰き止めるべく、身体で受け止め、ボロボロになり、それでも、信じた“映画”へと向かっ…
西島秀俊をもともとそんな好きじゃなくて、彼に対する黄色い声援がなにからくるものなのかを確かめたく鑑賞。
上記目的には一番向かない映画だった。映画ライトファンには思想が強すぎた。出てくる映画もいっさ…
このレビューはネタバレを含みます
思想垂れ流し暴力映画。
冒頭のシュウジの映画への想いは、監督の思想丸出しで、物語として見れなさすぎた。
兄貴死んで、2回目くらいのぶん殴られシーンまでは緊張感を持って見れたけど、殴られシーン多す…
監督の映画愛は感じます。秀二の映画愛もわかります。
でもあんなに殴られたら普通死にますよ。映画を観にきたお客さんが、主催者があんな姿だったら怖いしヒキます。
せっかくの映画愛が、暴力が全面に出過…
噂に違わぬ珍作。
一本調子なアジテーションで、シネコンで消費される商業映画の堕落を嘆きつつ古きよき往年の名作をひたすら列挙して推しまくるという、もう青くて青くてお尻がむず痒くなるような分かりやすい意…