さっきアマゾン・プライムで見ました。
魔性の女に騙された銀行マンが蔑まれて、馬鹿にされて、殺人を犯した後、上手く無罪を勝ち取っても因果応報によって魔性の女と男の怨念に惑わされて一生苦しむ男の末路で…
真面目な銀行員クリスが出会った女性キティによって段々と人生を狂わされていくという物語。
悲劇にしても救いが無さすぎる白黒映画特有のオーケストラの音楽がかろうじてその
辛さを救ってくれるよう…
ノワール映画に浸りたい⑤
フリッツ・ラング作品3作目
ここまでくるとノワール映画というかフリッツ・ラング沼。
飾窓の女の姉妹編と知って連続でみれてよかったなと。飾窓の女が陽だとしたらこっちは陰だ…
フリッツラング監督2作品目
「飾窓の女」をつい最近鑑賞しており
なんと主要な役者がほとんど同じで
謎の安心感がありました。姉妹編だそう
そんな事知らずに観てしまっていて
またこのおじさん可哀想な…
女にうつつをぬかして身を滅ぼす堅物な中年男の話…と言ってしまえばそれまでなのだが、その表現力が凄くて、
はい、ここからモード変えるよー、とはっきり切り替わる終盤の語りの映像的な豊かさは特に別格。
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