最後の人の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『最後の人』に投稿された感想・評価

4.0

昔みた映画のレビュー解消
「ファウスト」や「サンライズ」のビカビカ感というか恍惚が全体的に抑え気味で、主人公が泥酔している時の世界の歪みが表現される時のみ、その映像美や技巧が悪魔的に爆発するというの…

>>続きを読む
3.3

高級ホテルのドアマンの悲哀を描いた作品。
無字幕に近い作品なのでストーリーは単純明快。
将軍のような立派な制服に誇りを持って働いていた老齢のドアマンが体力の衰えを支配人に見咎められ、トイレの給仕係に…

>>続きを読む

ひげとヘアスタイル含め、ヤニングスの顔面がドイツ帝国を超えてもはやプロイセン。思えばこの人はプロイセンの男としてしか使われてこなかったのではないか?

中間字幕を使わない凄さはあるけどエンディングは…

>>続きを読む

高級ホテル「アトランティック」でドアマンとして働く主人公。立派な制服に身を包み、堂々とした口ひげをたくわえ、陽気な笑顔で客を迎えていたがある日、重いスーツケースを降ろすのに四苦八苦しぐったりと休んで…

>>続きを読む
4.2

2025-68

仕事に誇りを持ったり、形からでも生活を形作ることが出来るのは恵まれているんだなと思わせてくれる

セリフないのに表情が豊かすぎるし、夢のシーンで大荷物を片手で持ち上げるシーンとか、…

>>続きを読む
Midnight Sun Film Festival 2025にて。ライブ演奏つき。
ホテルのドアマンのおじさんのおはなし
なぜかその制服に執着する、
初めてハンディカメラが使用されたそうだ
主演のエミールヤニングスは20年代の人気者

ドイツ映画の鬼才F.W.ムルナウ監督作。大都会の豪華ホテルで自身の仕事に誇りを持つ老人ポーターが業務でヘマをしてトイレ係に配置換えされ屈辱的な扱いを受ける人情悲劇。

『PERFECT DAY』の役…

>>続きを読む

映像が途端に進化しててビビる。あんだけ文字が多かった作品をずっと撮ってて、突然の方向転換。Wikiによると元祖povショットらしいな。あとメトロポリスの目よりも先に口で同じことをやってる。まあ割とキ…

>>続きを読む
3.8

約100年前の映画だが泥酔・幻覚・夢シーンでのあの画面のぼやかし方は唯一無二だろう。テクニック面はもちろん、エミール・ヤニングスの怪演と衝撃的なオチを含めてとんでもないマスターピースであることは間違…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事