新文芸坐で鑑賞した『少年時代』は、懐かしさと切なさに満ちた、まるで古い写真アルバムを開くような映画体験でした。篠田正浩監督の静謐で美しい演出が、井上陽水のテーマ曲「少年時代」とともに、観る者の心を深…
>>続きを読む35年ぶりの劇場鑑賞。
子供同士の複雑な関係性と残酷な一面を、言葉少なに表現。
都会と田舎、戦争と日常の違いを、僅か数カットの映像で仄めかす演出も秀逸。
変わらぬ友情を誓うラストシーンと、バッ…
記録。
フォロワーさんの『サバカン』系作品との情報から「うわこれ絶対好きなやつ」とクリップしてた作品。
結果、やっぱり好き、というかやっぱこれ系には弱い、めっぽう弱い。
ラストやっぱりそうなるんでし…
戦時中に東京もんが富山へ疎開をする。
小学5年生のシンジはクラスのガキ大将に目を付けられて…
いじめや報復が横行する。人ではなく集団になることは恐ろしい。
小学生だと集団形成の初期だけに顕著。
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藤子不二雄A先生の傑作、少年時代を映画化した作品。
日本人の大半が一度は聴いたことある井上陽水の"少年時代"は実はこの映画のために作られた曲であるということを日本人の大半が知らないだろう。
映…
令和の今、90歳を超えたおじいちゃんたちの少年時代。東京から田舎に疎開した少年と田舎のガキ大将の友情の物語。
これは篠田正浩監督の描く「スタンドバイミー」であり、「君たちはどう生きるか」だ。
思…
国が戦争をしている最中、子供達の中でも戦争が行われている。映画を通して客観的に観ると、よりそのくだらなさを感じられる。劇中の人々も実はそれを分かってはいる。
今作はロケショーンの美しさに反して、
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