ロジャー・コーマンに引き抜かれたスコセッシの商業映画デビュー作品。
こちらの明日を観るなら『明日に向かって撃て』と『俺たちに明日はない』を何度も観たいところですが、撃たれた時の吹っ飛び具合が撮影技…
スコセッシ監督の初期作としてタイトルは知っていた。初鑑賞。
邦題はイマイチだけど、アメリカンニューシネマとして、明日に向って撃て、俺たちに明日はない、を連想させるタイトルにしたのかな?
他の2本は…
何がどのように作用するか分からない無方向の面白さが映画史には確実に存在する。
約35年後『キル・ビル』という映画にて、同じ役名で21世紀のスクリーンに自分を炸裂させたデビット・キャラダインは俳優と…
ビックリするぐらいニューシネマの精神に溢れた作品。
性に奔放な少女、詐欺師、ハーモニカ吹きのアフリカ系アメリカ人、そして共産主義者、この4人組が列車を主とした犯罪を繰り広げる物語。
1930年代の既…
映画の公開も、映画の舞台も古いんだけれど、何故か遠い感じがしない。
それは、スコセッシ監督作品ということもあるんだろうけれども。それ以外にも、現在の日本の現状が大きく起因しているような気がする…
ラストが最高にいい。
音楽がいい。
途中まではカントリー調の曲に乗って車で追いかけっこでのんびり楽しげな逃走劇。
無防備で大胆なバーサも魅力的。
どんどんバイオレンス度も増してラスト。
このラ…
保線工夫のビルと渡り鳥パイロットの娘ベルタの馴れ初めは1930年的に血と炎と鉄拳まみれで苛烈、視線が絡み合う間もない。ベルタの父に故障機の運用を強いて墜死させておきながら遺体に向かって毒づいて止ま…
>>続きを読むスコアセッシ監督作品で私が観たことある古い映画は「アリスの恋(74年)」が1番古かったんですけど、これは72年でもうちょっと古い映画でした。
「ボックスカー バーサ」っていうカッコいい雰囲気のタイ…