犯罪で成り上がった集団の興隆と没落はスコセッシらしいモチーフだが、90分未満で収まっているのが特筆すべき点だろう。タイトさの中に作家性が分かりやすく刻印されているのでオススメ。
正に置いてけぼりに…
ビル(デヴィッド・キャラダイン)を殉教者に重ねたラスト。バーサ(バーバラ・ハーシー)はマグダラのマリア(そういえばスコセッシにカザンザキスの最後の誘惑を読めと薦めたのは彼女だったか)。意味不明だが印…
>>続きを読むマーティン・スコセッシ初カラー長編作品だとか。
確かに暴力と破滅的ストーリーはスコセッシ味があったね。
セスナ機で農薬を散布する仕事をしていた父親だが、牧場主に仕事が遅いと罵倒され解雇される。
主…
マーティン・スコセッシのキャリア最初期の作品、しかもB級映画の帝王ロジャー・コーマンが製作というまさかの組み合わせ。強盗しては捕まり...をひたすら繰り返し目的地が全く見えないロードムービー的展開は…
>>続きを読むスコセッシの最初期の監督作。デニーロもディカプリオも出ない、女性が主人公のスコセッシ作品というのが今となっては珍しいが、それでもなお面白い。
性別も思想も出身も人種も違う4人が大恐慌を背景に強盗に手…
面白い。大恐慌時代、お金のないバーサが労働組合の男たちと組み強盗に手を染めていく。ラストがめちゃくちゃスコセッシ。
社会主義への当たりが強く、黒人差別も根強い時代で、犯罪に走っていく労働者の集団が…
スコセッシの初期作品。
冒頭で「バーサ・トンプソンという女性の実話です」と言ってるが、これ全然嘘でバーサという人は存在しないらしい。なんやねん
内容は、貧しさや労働環境の悪さから鉄道強盗に走る4人…