ガラス絵の幻灯から始まり、ついにはビオスコープを完成させた家族。4歳から父の傍にいた末娘が御年91歳にして撮影チームに当時の様子を語る。開発競争に敗れはしたものの、いかに彼らが画を動かすことへの期待…
>>続きを読む映画の起源のその少し前のお話。
ビオスコープ開発者の娘がまだ生きておられてインタビューするのだが、ベンダースが慈しむように優しく語りかける。
乱暴に言ってしまうと、動く絵を撮るのがリュミエールのシ…
当事者である愛娘を交えて映画の起源を振り返りつつドキュメントとフィクションを現代にて邂逅させるユーモア。ヴェンダースは映画や諸監督に対しての敬意を作品として昇華させるが、今作に於いては限りなく対象に…
>>続きを読むウド・キア出演作品で発見した76分の佳作😊リュミエール兄弟のシネマトグラフによる世界初有料上映作品『工場の出口』に先立つ数週間前に、本作の主役、スクラダノフスキー兄弟が、ビオスコープという映写機で映…
>>続きを読む邦題がそもそもスクラダノフスキー兄弟がリュミエール兄弟に「敗北」した事実をまざまざと物語ってしまっているのは如何なものか。こう言う日陰の者に焦点を当てる作品に弱いし婆ちゃんの年齢を感じさせない恐ろし…
>>続きを読む何とも陽気で、でもどこか懐かしい気持ちになる映画😌💓
映画の前身となるシネマトグラフが発表される数週間前、ビオスコープが発明されていた。
しかし性能に打ち負け、名声は上書きされた。
映画という素…
とある兄弟が開発したビオスコープと呼ばれる映写機の誕生秘話をサイレント映画チックに再現した映像とともに、娘の回想ベースで当時の実情が語られる。
ヨーロッパでは初となる映写機が開発されたのは娘への愛…
「何人もの忘れられた映画の先駆者に捧げる」
ドキュメンタリーだけど、合間合間で当時の少女やパパが現代のインタビュー中の場所に現れて動き出したりするのがとてもキュート。モノクロフィルムの風合いもと良い…