映画として面白いというようなものでもないが、
路上で火炎瓶とかが飛び交っていた68年5月直後の、当時の時点で既にここまで引ききった批評性を持っているのがすごい。
労働者と学生は連帯できるのか?その…
8月のJLG11、ジガ・ヴェルトフ集団製作期
革命運動に従事する3人の学生闘士とルノーの工場で働く2人の労働者闘士が原っぱで議論している様子と5月革命のドキュメントが提示される作品。
ある闘士が…
学生たちが政治について語り合うお話
ジガ・ヴェルトフ集団第一作目。噂には聞いてたけど本当に語り合うだけでウケた。説話的な映画形式を徹底的に排除した先に辿り着いたものの一つというか、ストローブ=ユイ…
ストローブ=ユイレが絶賛したジガ・ヴェルトフ集団の第一作。
大学生3人と労働者2人は会話を映画に、ゴダールのナレーションに遮られまくり、記録映像を被される。
『ワン・プラス・ワン』のような被写体…
顔がはっきりとはわからない距離感なのは、個人に昇華させないためな気がする。総体としての声。だから別に映像にそこまで意味はないし、意味があるなら、映像と音の非同期くらい。あの68年あたりのモノクロのフ…
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