手を挙げろ!の作品情報・感想・評価

『手を挙げろ!』に投稿された感想・評価

どー見ても客を驚かしてやろう精神満々で瑞々しさは皆無だけど、イイじゃん。人が下からニュッと出るのが多くて楽しむ。
カメラが揺れる。人が揺れる。灯が揺れる。列車(場)が揺れる。
いち麦

いち麦の感想・評価

2.0

《ポーランド映画祭》導入部現代パートが結構長い。検閲で14年間も封印されたことへの揶揄、レバノンの廃虚のシーケンスが印象的。オリジナル部分の列車内石膏遊び、乱痴気騒ぎは映像表現も前衛的で正直ついて…

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所有DVDBOX再鑑賞。アンジェイもの最終章。
検閲への憤りを記録映画的な断片から成る媒体の中に刻印したスコリモフスキは、本作品が自身の最高傑作であると断言している。このプロローグ部分は後のパナヒの…

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Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.8

‪「手を挙げろ!」‬

‪冒頭、スターリン主義時代。
貨車、元医学部の学生。中年の獣医。同窓パーティー、再会、反体制活動、回想、口論と自問、理想主義、非純応主義、青春時代、物欲。今、共産主義について…

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アンジェイ三部作最終章。
列車内で展開するロウソクまみれの密室劇。そして狂気。

所有物が増えるたび鍵が増える
結婚、車、別荘、愛人、
もしも鍵をぜんぶ無くしたら
捨て犬のように惨めになるかそれとも
自由の歓喜が訪れるだろうか

君を君の車の名前で呼ぶことにしよう
体を石膏で塗り…

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菩薩

菩薩の感想・評価

4.0

85年の改訂版を鑑賞。この映画が元で国外での活動を余儀無くされたスコリモフスキが、当時の検閲官に対し恨み辛みをひたすら言い連ねるかなりパンキッシュなプロローグが約25分付随しているため、本編自体は1…

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まぁまぁ。ロウソクだらけの列車の中の室内劇。
目が4つのスターリン。
☆☆☆★★

2010年5月31日 シアターイメージフォーラム/シアター2
245164

245164の感想・評価

3.3
共産主義下における弾圧により公開できなかったことについて、検察局にブチ切れているスコリモフスキから始まる。緩やかな自己同一性と4つ目のスターリン。
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