あの「早春」のスコリモフスキ監督の学生時代の作品だという今作。
「早春」はとんでもない傑作であったので、今作はどうかなと観てみると、たしかに今後の彼の作品が見え隠れしてるような映画であった。
全…
スコリモフスキの長編第1作。スコリモフスキ本人が主人公として出演し、短編を集めた3時間20分のフィルムを編集して作られたらしく、断片的な物語の構造になっている印象。牧歌的な音楽が流れるさなか、スコリ…
>>続きを読むポーランド映画祭初日の上映にて。スコリモフスキ監督の挨拶付き。ワイダ監督やポランスキー監督との出会いや、ウッチ大学でのエピソードや、映画を撮るきっかけなど、短い時間ながらも聞きたいことは聞けた。
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このレビューはネタバレを含みます
知人と会うために新宿に行きプラプラ歩いていると、「ポーランド映画祭」の文字が。約束の時間までまだ2時間以上ある、ということで映画を見ることにした。幸運にも見たかったスコリモフスキのデビュー作がやって…
>>続きを読むまだ何者でもない存在が、確固たる存在感を獲得するまでの16時間の出来事。揺れ動く主人公の心情を写し取るかの様に、不規則に動き、時には間接的に被写体を映すカメラ。ヌーヴェルヴァーグの影響を感じさせつつ…
>>続きを読む夜の街での移動撮影、路面電車に飛び乗ったり柵を越えたりという動作を何とかワンカットで収めようとしてるのが面白い。ラストの手持ちカメラでずんずん階段を下りていくのは酔ったけど。車が人を轢くところの見せ…
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