ジャック・タチの作品は初めて見たが、かなり自信のこだわりが見て取れる中身だった。
物語的にはほとんどなにもない。
未来のお話であり、パリの都会で面接にやってきたユロだが、ビルの中にいるのに中々目的…
日常の規則性やメカニカルとしての面白さをふんだんに盛り込んで一定のトーンで統一感を持った映像に仕上げた作品。
物語自体はどうでもよく、見ているだけで何か面白く気持ちのいいものの連続だった。
音の演出…
このレビューはネタバレを含みます
お洒落映画すぎる。
セットが全部おもろい。
外から部屋が丸見えの集合住宅が、見たことない絵面すぎて最高だった。
ストーリーではなく、この映画自体の存在意義を楽しむタイプの映画。
こういうチャレンジ…
前半は、分かっていても独特なユーモアと淡々とした感じに困惑したが、最後にはまた見たくなる。見返したらたくさんの発見がありそう。後半のカオスっぷりは本当に面白いし、ラストのユロ氏の純粋な素敵さにほっこ…
>>続きを読むモダン建築で建物の外観と内装と登場人物の服装や空の色が、全て統一された映画でした。その感じが未来世紀ブラジル的なディストピアなのかなと思いましたが、全然違いました。
多少の笑いもありますが、その辺…
死ぬまでに観たい映画1001本より650本目
あまりツボにハマらない絶妙な笑いが終始という感じだったので、あまり楽しめませんでしが、コメディはやはり人を選ぶというか( ̄▽ ̄;)
あからさまにふざ…
細部に至るまで計算され尽くした「笑い」の応酬。画面のどこかで常に何かが起きているのを見逃すまいと、かなりのエネルギーを使う。特に後半のナイトクラブでは、人数の多さと破茶滅茶な展開があるが、ユロ伯父さ…
>>続きを読む