とても映像が綺麗な映画。同じ街なのにパーティー前後で色と雰囲気がガラリと変わる。そこが最も印象に残った。
前半では、街は灰色でみな機械的に動き回り、常にどこか気持ち悪さを抱いた。そんな中で唯一、ほ…
・面接のためパリにやって来たユロ氏。面接担当者とすれ違い、アメリカから旅行にやってきた女性とすれ違い……。大都会のビル群や忙しなく働く人々に翻弄されながら朝も昼も夜も越えて彷徨い歩き……というおはな…
>>続きを読むもはや狂気を感じるレベルのモダンな画作りが徹底された怪作。
デフォルメされたオフィスに象徴される「近代」と、それに翻弄される人々の間に生じるズレにはどこか不条理な可笑しみが伴う(カフカの作品の喜劇的…
マスターピース。世界観良すぎまじ愛してる。
世界を俯瞰した目線で眺めるような映画。沢山の登場人物が動き回る映像の中にクスッと笑える小ネタが詰め込まれていて、そのどれもがツボだった。監督ジャック・タチ…