新田次郎の原作『八甲田山 死の彷徨』を読んでいたので、遭難事件の経過や結果はわかっていたが、やはり指揮命令系統の混乱と状況判断の誤り、条件変化の軽視と硬直した判断…。
いろいろと遭難死の原因は語られ…
神田と徳島がいかに困難かを説いているのに行われた八甲田山雪中行軍。
徳島の第31連隊は日程はかなり厳しいが少数精鋭、しっかりとした事前計画、凍傷対策、区間ごとに案内人を立てるなど、対策をきっちりとた…
邦画の名作と聞いて期待して見たけど今作もダメ。今回レンタルした作品はかなり個人的にハズレが多く、自分の体調が良くなかっただけの可能性もある。
ただ少なくとも言えるのは、やはり2時間50分はしん…
午前十時の映画祭にて。
31聯隊「遅れはあるだろう、軍とはいえ予定通り行かんこともある」→5聯隊(塩柱のように立ち尽くす)みたいなのの繰り返し、酷すぎて笑っちゃった。現実はもっと酷かったんだろうが、…
丸の内TOEIの昭和100年映画祭にて。資料館に行った記憶が鮮明な内に八甲田山を観ることができました。
ぬくぬくと今を生きている身からすれば、どうしてその選択をの繰り返しによる悲劇にも思えるものの…
午前十時の映画祭で鑑賞。
原作は何度も読んですごく印象に残っていた作品。
こうやって映像を観たことで改めて自然の恐ろしさと指揮命令の大事さがわかる。準備にどれだけ時間を割き、リスク想定をしっかりして…
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