オーソン・ウェルズ監督主演のフィルム・ノワール1作目。ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞作。
終戦直後のアメリカの小さな町。ナチス再興をもくろむ戦犯フランツ・キンドラ(オーソン・ウェルズ)は、チャ…
クライマックスの時計台でのサスペンスは、『ルパン三世 カリオストロの城』にインスピレーションを与えているのかもしれない。
オーソン・ウェルズは娯楽サスペンスを作っても、どこかハリウッド映画の枠から…
アメリカに亡命してきたナチスの残党の男が、鉄道の中で何度も練習した偽の入国理由の拙い英語の一フレーズを、実際に入国するときに発音した瞬間の微妙な沈黙だとか、何かが暴かれる肝心な瞬間に、急に上下に動き…
>>続きを読むオーソン・ウェルズ監督、ラッセル・メティ撮影、ジョン・ヒューストンが脚本に参加している。
予算内、時間内に撮ることが優先されたようで、この時期のRKO映画と同様に、どこか性急に撮影された印象があるが…
2022年鑑賞15作目
映画館にて鑑賞
設定がナチス党員じゃなくてもいいんじゃないかってくらいナチスの話が薄かった。
夫を信じたい奥さんってのは健気だけど、
自分のことしか考えてない男でさえも…