マノエル・ド・オリヴェイラ監督の初長編。
ポルトガル・ポルトの港町の労働者街に住む子どもたちが主人公。
気の弱い少年カルトリスが、アイドル的存在のテレジーニャをめぐって、乱暴なガキ大将エドゥアルド…
特集上映中、マノエル・ド・オリヴェイラの伝説の長編処女作📽️『宝島』に続き、もう1つ子供が眩しい映画🍧
タイトルの『アニキ・ボボ』とは、
所謂“ドロケイ👮♂️🏃♂️”の意。
オリヴェイラは後…
最高だった。楽しくて、愛おしい。
バキバキのライティングで描かれるドロケイ=アニキ・ボボ、アニキ・ベベ。危なっかしい子供達のアクションはもちろん面白いけど、初めてショーウィンドウに人形を見つめる場面…
オープニングは『新学期 操行ゼロ』を、そして『トリュフォーの思春期』を、素人だというきらきらとした瞳の子どもたちの演出はキアロスタミよりも清水宏を髣髴とさせる。「アニキ・ボボ」(刑事と泥棒)という遊…
>>続きを読むオリヴェイラの長編第1作。ドゥロ河周辺に住む素人の子供たちが出演。小学生の子供たちの遊び、アニキ・ボボ(刑事と泥棒)ごっこ。その遊びのリーダーは温厚で、好きな女の子がいるが、ほかに二人の粗野な少年も…
>>続きを読む初長編でこれだけ撮れたら、後年の異次元な作風になるのも納得。
めちゃめちゃ面白いし、子どもたちの目がキラキラ輝いてる。
ショットも抜群だし、屋根を飛び越えて夜中に好きな子に会いに行っちゃうのとかもキ…
編集が妙だな。
うまいところと早すぎるところとある。
古典的、無声映画的でありながら、ヌーヴェルヴァーグ的次世代へと繋がる新しさや開放感もある。
絵だけで物語が分かる。
光がいいね。
子供は映画に愛…
1942年オリヴェイラの初長編にして完全なる傑作。この作品の後彼は二十年近く映画が撮れないというのが信じられん。
個人的には少年映画ではアッバス・キアロスタミの「友達のうちはどこ」と同じくらいの傑作…
オリヴェイラの初長編作。
40年代にして完成された傑作子供映画。
鑑賞前はボボ兄貴とか超強そうと思ってたけど、ポルトガルでのケイドロのこと。単語の意味はポルトガル人もわからないらしい。
少年の恋、喧…
映画という媒体の魅力が多分に含まれた、マノエル・ド・オリヴェイラの驚異的初長編。
かつてのジャン・ヴィゴや後のフランソワ・トリュフォーにアッバス・キアロスタミらが作ったように子供らの感情の機微が瑞…