なんだこれ、凄すぎる。衝撃的な出来。第3幕のグダグダ具合差し引いても。
終始、道路と車の窓を濡らす徹底。
シンドラーのリスト以来に登場した赤い服の女が映るシーンは尽く決定的。2発撃ち込まれた後、…
再鑑賞。ミュンヘンオリンピック開催中に起きたテロ事件と、その後の容疑者11人の暗殺を描いた作品。スピルバーグがこういう映画を作ったことは最高だけど、普通に難しすぎて途中何やってるかわからないことばっ…
>>続きを読む10年ぶりくらいに観ましたが、やっぱり凄かった。
さわりだけ観て寝るつもりだったのが、速攻で引き込まれて結局、最後まで観てしまった・・・
物語は1972年に起きたミュンヘンオリンピック事件に対す…
スパイの疑心暗鬼な感覚を味わいたければコレを観ろ的作品ベスト級。
諜報と暗殺を繰り返していく中で観客は主人公と共に誰も信用できなくなっていく。
むごい出来事の連鎖の果てに疲れ切った主人公がラストに…
スピルバーグがスパイ映画を撮るとこうなるのか……。ハードだ…ハードな報復劇だ……。
劇中延々と文字通りの殺し合いを続けていくうちに主人公の心が次第に失われていく様はなかなかキツいものがありましたね…
スピルバーグはユダヤ人だから、主語が大きいと彼の主義主張の代弁映画と勘違いされうるところ、アヴナーという個にしっかりフォーカスしたことで善悪の偏りを中和していて見事だった。
正義感、いや正義観を試さ…