大怪獣出現の作品情報・感想・評価

「大怪獣出現」に投稿された感想・評価

公開当時の邦題は『大怪獣出現 世界最強怪獣メギラ登場!』
原題は『The Monster that Challenged the World』!
…世界に挑戦?『放射能X』等と同じく、例によって今回も身勝手な人間のせいで誕生してしまった生物なのに…。☆

「大怪獣」といっても精々3~5m程度で、合成特撮の世話になることも無く、全て等身大の操演によるもの。

しかしながら、クリーチャーの造形がこの時代にしては良く出来ていて、クチから粘液を垂らすトコなんかもリアル。

…カタツムリの怪物なのに塩湖出身?
以降の日本アニメや特撮では、ナメクジやカタツムリの怪物が出てきたら、海に落として塩分で溶かしてやっつけるのが常套手段だったものだが…。

湖で無限増殖する怪物の卵を、今回も無敵のアメリカ軍が、爆破作戦で一気に殲滅を図るぞ!
…だが…。(↓ネタバレ※1)

そこで全てが終わったかに見えたが、研究所内で保管されていた卵が…!
―――ひいぃぃぃッ!
…あまりに恐ろしくて、もはやこれ以上は語れない…!☆
swansong

swansongの感想・評価

3.7

「大怪獣出現」!
イッパツで映画の内容がわかる"ど"ストレートな邦題がイイですね~。

そしてミニラと芋虫とETのハイブリッドみたいな「メギラ」くんのフォルムが素敵です!

水面をざばぁと割って突然襲いかかってくる「メギラくんチーム」と、怪獣映画ではもうお馴染みの「アメリカンネイビー feat. 天才科学者」チームの攻防戦がテンポよく展開。

ただ悲しいことに、ほぼ無敗の強豪を相手に真っ向勝負を挑んでくるメギラくんチームの正体は、あの「♪角だせ槍だせ目玉だせえ」の「でんでんむし」のご先祖さま。

動きはノロいわ、爆弾や高熱の○○にはひとたまりもないわ、「世界最強怪獣」のタイトルホルダーらしからぬ"ほどよい強さ"なのでした。(笑)

そしてこの子らもまた、かの怪獣王ゴジラと同じく、水爆実験という人間の身勝手な振るまいによって安らかな眠りから無理やり目覚めさせられた「地層難民」…

RHYMESTER 宇多丸氏がよく言う「この子は悪くないのに!」ですね。(笑)


① 水爆実験 / 放射能汚染

② 怪獣目覚める

③ 怪獣、自己防衛のために人間を殺害
or
③' 怪獣、生命維持のために人間を捕食

④ 人間、近代兵器を駆使して報復を開始

⑤ 両者の攻防戦 (怪獣映画の醍醐味!)

⑥ 激闘の末、人間が怪獣を殲滅

⑦ 遠い目をした科学者のコメント

「我々人類が~~~しなければ、第二・第三の ○○○ が、いつの日か再び…」


こういう映画を人格形成期に浴びるほど観て育つと、「人間」よりもむしろ「怪獣」=「謂われなき迫害を受ける異形の者たち」のほうにシンパシーを覚える、素敵な特異体質のオーナーになれますよ!(笑)