このレビューはネタバレを含みます
思想強い自己中オヤジの愚痴90分コース
ところどころのエグい描写が刺激的ではあるんだけど、全編を通してオヤジのモノローグが流れるため正直鬱陶しい
愚痴の内容もかなりやばくてあんまし共感できなかった…
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変態親父、遂にやりよった...。
ATTENTIONとDANGERの警告無視せず30秒以内に映画館出れば良かったのかな。(いや、でもそれは...気になって眠れない)
カフェ女主人との再出発で終わ…
「カルネ」の続編であり、変態性の父が娘を探す続き。
長編になったせいか独白がやたら多く、その意味ではダレ気味なシーンが増えた印象。
ぐろいシーンも減って、何というか普通になった話。
それでも突然…
人間にはモラルがある。
かつて馬肉屋を経営していた男は刑務所からの出所後、愛人やら何やらに嫌気がさし、施設にいる娘に会うためにパリへと向かう。
文句垂れ流しジジイの末路。生きる目的を失い自分の中…
愛、ねぇ…
まあ確かにモラルと法がなければこれも愛として認められるもんな…
だからといって許容する訳では無いけれど。
頭の中で次々と暴力が暴力を呼び考えが止まらないのリアルだな。誰だって脳内では人…
モラル=規範、倫理、道徳
現代のモラルへの不満を主人公がとにかく語りまくる
「俺は哀れなチンポだ」など強烈な言葉を残す
馬肉屋も娘も捨て、別所でやり直そうとするがうまくいかず、それらをモラルが原…
ギャスパー・ノエの作品は暴力的でショッキングでセンセーショナルゆえかなり苦手なのですが、彼の人生観死生観には共感できるところもあり、時々中毒のように欲してしまう。
金無し職無し家無し、あるのは性欲…
前作の『カルネ』は未鑑賞。
劇中のある場面の「映画館を出るなら30秒以内で」という注意喚起には痺れた上に、終盤はなんでノエで少し泣きそうになってんねん!と自分に突っ込みを入れたくもなる怒涛の展開で…