原題全然違う!これこそ罠じゃないの…
フリッツ・ラングの他作品からすると緊張感や追い詰められる感じが物足りなかったかな。
どちらかというとメロドラマな雰囲気が多い。
人間の欲望がどんどん膨らんで…
ブロデリック・クロフォードが妻のグロリア・グレアムに感謝を伝えているうちに疑念が生まれ、徐々に語気が強まり遂に暴行へ至るまでの照明が素晴らしい。
殺害場面/殺害未遂シーンの不可視演出、駅の濃霧は明ら…
こわーいこわーーい映画
カールが嫉妬する原因になったのは、友人の女の何気ない軽口。新しくできた彼氏が「若くお金持ち」であることから、カールは自分が「年寄りで稼ぎがよくない」ことの不安を煽られる。嫉…
最初の殺人シーンでは人が殺される瞬間の演技を映さないで「扉が閉まる→走行する列車→ナイフを拭う」で表現されてた。その後の尾行シーンでも殺人ははっきり描かれず、クライマックスで初めてその瞬間が映るのが…
>>続きを読む(『獣人』の筋書きは忘れてしまったのだが)グロリア・グレアムがファム・ファタールというより追い詰められたDV被害者になっているのがユニーク。妻をボコボコに殴って不貞の謝罪文を書かせるブロデリック・ク…
>>続きを読むルノワール監督「獣人」(1938)を翻案しフィルム・ノワールとしてリメイク。原題「人間の欲望」。主演はラング監督の前年作「復讐は俺に任せろ」(1953)に引き続きグレン・フォードとグロリア・グレアム…
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