原作:エミール・ゾラ
1938年のルノワールの「獣人」も同原作を映画化している。
日本劇場未公開
朝鮮戦争帰りの鉄道員ジェフが、ある夫婦の愛憎劇に巻き込まれるサスペンス。
グビになった夫の復職…
ブロデリック・クロフォードが妻のグロリア・グレアムに感謝を伝えているうちに疑念が生まれ、徐々に語気が強まり遂に暴行へ至るまでの照明が素晴らしい。
殺害場面/殺害未遂シーンの不可視演出、駅の濃霧は明ら…
こわーいこわーーい映画
カールが嫉妬する原因になったのは、友人の女の何気ない軽口。新しくできた彼氏が「若くお金持ち」であることから、カールは自分が「年寄りで稼ぎがよくない」ことの不安を煽られる。嫉…
最初の殺人シーンでは人が殺される瞬間の演技を映さないで「扉が閉まる→走行する列車→ナイフを拭う」で表現されてた。その後の尾行シーンでも殺人ははっきり描かれず、クライマックスで初めてその瞬間が映るのが…
>>続きを読む(『獣人』の筋書きは忘れてしまったのだが)グロリア・グレアムがファム・ファタールというより追い詰められたDV被害者になっているのがユニーク。妻をボコボコに殴って不貞の謝罪文を書かせるブロデリック・ク…
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