▼7/24/15鑑賞
3時間16分という長尺。インターミッションを挟む映画を初めて見た。緊張と焦燥の中、苦労と犠牲を乗り越え、やっとの思いでトンネルを貫通させる。その後に残ったのは、やるせない感慨だ…
来月長野に黒部ダムを見にいくので鑑賞。大迫力で満喫した。
ちょっとしたパニック映画の様相を呈する。
三船敏郎や石原裕次郎を筆頭に、数多くの役者さんが「そのキャスティング最高」な場所に配置され、人…
ゼネコンものは胸がざわつく。焦燥感で苦しくなる。
俺もこうであった可能性を感じてしまう。ちゃんと折り合いをつけていかなあかん。ゆっくりとでええから。
そうでない今の俺、これからの俺を、そうであった俺…
両方向から掘り進めたトンネルが貫通するクライマックス。栄誉を担う最後の一打は苦労した作業者全員でやるのかと思っていたが、結局最後は石原裕次郎が一人で貫通させた。でも考えてみれば、「五社協定」という高…
>>続きを読む日本的労働エートス
1968年 熊井啓監督作品
黒部川第4発電所。1956年7月に大町ルートが着工、同年8月に新設工事に着手、1963年6月5日、7年の歳月と513億円の工費、延べ1千万人の労…
「北アルプスにトンネルを掘る」このフレーズのヤバさにピンと来る人は作品を楽しめると思う。
もしくは、三船敏郎好き、石原裕次郎好き、登山する、立山いったことある、黒部ダム行ったことある、お仕事映画好…
当然ながら
存在は知っていたものの
ちゃんと鑑賞するのは初めて
冒頭で紹介される協力会社に
有名ゼネコンがゴロゴロ
出演者の数も多いのだが
クレジットが五十音順ってのが
ある意味斬新
57年も…
©三船プロダクション/石原音楽出版社