日本の夜と霧の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『日本の夜と霧』に投稿された感想・評価

68年、学生運動の時代に撮られた映画。
 
映画なのか?演劇の収録のような長回しであり、ライティングである。
 
学生運動を生きた人間の生っぽさを感じる。
 
nsd
3.6

地獄のような結婚式。こんな結婚式はイヤだ、学生運動編といった趣。新郎側も新婦側も党だの革新だの闘争だの言ってる人たちで、祝いの言葉そっちのけで理屈を並び立てる。結局、悪いのは学生を扇動したあげく急な…

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みんなセリフ噛みまくってておもろい。よっぽどスケジュールカツカツだったのか、ワンチャン演出説もあるか。安保闘争未履修なんで10年後くらいに再見します。
あ
-

歌って踊る大衆的態度と、理論をこねるエリート的態度の対比が、議論する声と歌声の重なりで表わされていたと思う。現実が理論の通りにいかないということは、学生運動ひいては左翼全体のじれったさであるだろう。…

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・言葉を噛もうが詰まろうが間違えようが、スピード勝負で当時の空気感を残してくれたことが、リアルタイムを知らない世代としては有り難い。

・津川雅彦がいいと思った。ああいう人、実際にいたと思う。演技に…

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ICHI
3.2

セリフを噛んでもカメラを回し続け、結婚式場での安保闘争討論を回想を交えて一本の映画に仕立てあげる。舞台劇のようでもあり、ドキュメンタリーのようでもありるが、学生映画的な匂いのプンプンする素人臭い大島…

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目
4.0
異常な長回しとカミカミのセリフに、結局学生にとっての闘争はなんやったんやろうって虚しさを感じた
noa
-

「日本の夜と霧」(1960) / 大島渚は、本家であるアラン・レネの「夜と霧」(1955)と同様に長回しの演出がされており、それに加えてセリフ間違をした部分もそのまま採用されていることがとても面白い…

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3.3
一番気まずい結婚式。アンゲロプロスの狩人の元のような長回しと過去と現在が行き来する舞台。やっぱりこの時代の熱量に合わせないといけない映画はついていけそうにない。
大島渚のる安保闘争をテーマにしたディスカッション映画。封切り4日で上映打ち切りとなった伝説的作品。 70年文芸地下、2000年新文芸坐にて

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