蛇の卵に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『蛇の卵』に投稿された感想・評価

ベルイマンの中では毛色が違う映画でサスペンススリラーっぽくて面白い。
ストーリーは違うが時代と舞台が同じ陰鬱ミステリー「ヒンターラント(2021)」を思い出した。あれも面白かったね。

舞台は第一次…

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ノノ
3.7

想像より政治的な内容のサスペンスでベルイマンっぽくない異色作だがそれなりに面白かった。キャバレーの店主が愛国青年集団にバチボコに殴られるシーン、店主はフレームの外でアベルだけが映されている構図がより…

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ベルイマン監督と言うと、どうも少し難しい芸術作品を創るイメージが強いが、この映画は社会派サスペンスに仕上がっていて充分楽しめた。タイトルの”蛇の卵”が何を暗示しているか語られるシーンはゾクッとするが…

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今まで見たベルイマンの映画とはたぶん違うことしてるんだろな。時代背景知らんしあんまり分からなかった。1976年にベルイマンが脱税の容疑で逮捕され釈放されたもののショックで入院したらしく分かりやすく反…

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THE SERPENT'S EGG/1977年/119分
アメリカ/ドイツ
脚本・監督/ イングマール・ベルイマン
出演/ リヴ・ウルマン(マヌエラ・ローゼンバーグ)/ デヴィッド・キャラダイ…

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#蛇の卵
未来(1977)からみた1920年代、ドイツの絶望と狂気への胎動。
アリメカ資本を手に入れ、びっくりするほど豪華なセットは、一見ベルイマン作品とは思えない賑やかさだが、フォーカスしてみる…

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3.6

未来に希望がない。

空中ブランコ乗りの男アベルは兄が自殺した姿を目撃する。アベルは兄の元妻マリエラと生活するようになるが…

ベルイマンが脱税で逮捕された後、母国を離れドイツで撮影された本作。言語…

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pier
4.0

戦争に敗北し大不況に陥った1920年代のドイツ。
自殺した兄が不可解な言葉を書き残し、直後に変死事件が相次いで発生する。
ヒトラーの台頭に優生思想の拡大。
少しずつ毒されていき、気付いた時には後戻り…

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陰鬱。ベルイマンの特に濃い影の部分。ナチスの空気迫る世界を舞台に悶々とする主人公。すこし退屈したし、よくわからない所もあった。
人間
3.5

ベルイマンのハリウッド資本映画。内容も他の作品と比べて毛色の違うものになっていて、彼の作品は個々の人間の内面を深掘りしたものが多いですが、本作はそれに加え政治的描写も強く出ているように思います。
“…

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