その後の仁義なき戦いの作品情報・感想・評価

「その後の仁義なき戦い」に投稿された感想・評価

katojjj

katojjjの感想・評価

4.4
ある映画評論家は、この映画を「戦後日本で最も美しい映画のひとつ」と評していた。

あんなに仲が良かったのに、やがて切り裂かれていく友人たち。
映像の魔術師、工藤栄一監督の本作は「やくざ映画の衣装を着た」青春映画だった♪
合わせ鏡の前でポーズをキメまくる根津甚八は、どこか「タクシードライバー」のトラヴィスを彷彿とさせる。

深作監督の本編とは別モノの物語だが、本編組の金子信雄や松方弘樹らも登場。なかでも矢張りいちばん凄いのは成田三樹夫!
この偉大な役者の演技を堪能するだけで観る価値ありです。
おかつ

おかつの感想・評価

5.0
工藤栄一による、仁義なき戦いの皮を被った青春映画(タクシードライバー味)。
しかしそこは東映ですから、完全の青春映画に振り切ることは許さない。
金子信雄、松方弘樹、山城新伍、成田三樹夫をまぶしてこってりめな味付けに。

映画の内容については割愛

ここでも成田三樹夫が最高潮。。
宥め賺して根津甚八を口説き落とすシーンは白眉。狸で冷酷で、最ッッッ低な成田三樹夫が存分に楽しめる快作。
三樹夫ファン初級者中級者にもオススメの一作。
otom

otomの感想・評価

4.0
深作から離れた仁義なき戦い。ATGか傷天みたいな面子と仁義なき面子が共存するごった煮状態。やはり決定的に違うのはオリジナルシリーズでは殺しても死ななそうだった金子信雄があっさり死ぬってあたりか。曽根崎心中レベルの宇崎竜童の棒演技は嫌いじゃない。話そっちのけで大天使原田美枝子に釘付けだった。なかなか良作。
原田美枝子さんと根津さんとのシーンがドキドキします。松崎しげるさんのナレーションがなかなか聞こえなくてそれもある意味ドキドキしました。
KazurocK

KazurocKの感想・評価

4.0
時代とともに変化してきたシリーズだがキャストは相変わらず魅力的。松崎しげるのチンピラは微妙だったけど。ショーケンの登場場面には爆笑!松方さん、成田さんは相変わらずのかっこよさ。
なんだかんだで面白い。
「青春映画のマイ・フェイヴァリット。匿名的運動の嵐。そして松崎しげるという名の嵐」
能戸淳

能戸淳の感想・評価

5.0
うん、本当に素晴らしい作品だった。

主人公は、先般亡くなった根津甚八さん、宇崎竜童さん、松崎しげるさんの三人だ。
地元組織の若者である宇崎竜童さん、松崎しげるさんの二人、そしてかつて上部組織から修行で来ていた根津甚八さんは固い友情で結ばれていたんだけど、上部組織で頭が急死。
その後継者争いの余波が地元組織に波及し、組織、そして三人の友情が崩壊していく・・・というストーリーだ。

しかし、素晴らしいのが松崎しげるさんの演技と歌だ。
あのヤバイ歌声を披露するシーンは冒頭で出てくるんだけど、これがまたノリノリになるんだよね。
演技の方も、喧嘩っ早いがアニキである宇崎さんを慕う様子がこれまた自然でイイ!
今では完全に「大人のオトコ」な宇崎竜童さんだけど、ヤバさをまとった雰囲気(ダウン・タウン・ブギウギ・バンドのあたり??)がとても良かった。

松方さん、根津さんの演技はもう言うまでもないしさ。
見終わって、救いようがなく哀しくも素晴らしい作品だったね!
やくざ映画が嫌いな工藤栄一のしっとりがっちり演出にはグッとくる
なんだかまとまりのない作品だったが、ショーケンの出てくるシーンが圧巻。ストーリー的になんでショーケンが出たのか未だに謎だが、誰かおせーて。
Rodriguez

Rodriguezの感想・評価

4.0
リアリティ溢れる現代の仁義なき戦いはまさにブルースである。
後半、当時のニューエイジな人達、特にショーケンが脈拍なくキレる場面などはこの作品の楽しみでもある。
チンピラが歌手デビューするくだりはまあどうでもいいけどね。
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