パリのスキャンダルの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『パリのスキャンダル』に投稿された感想・評価

ウジェーニュ・フランソワ・ヴィドックなる実在の人物を題材にしたピカレスクロマン。物語はだいぶフィクションのようだけど。
牢獄で生まれたヴィドック。空間を飾りたがる監督サークは牢獄まで飾る。壁に描かれ…

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2025/1/12 @シネマヴェーラ渋谷
デトレフ・ジールクからダグラス・サークへ
嘘のような本当の話。イケメンと小男の凸凹コンビは今でも定番だし(ディズニーキャラに出てきそう)歌姫がいかにもお金目…

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4.6

炎に焼かれたスクリーンの奥から姿を現した女の、いとも鮮やかな背中の白さに瞳を射抜かれた私は、まさにこの炎が、最後にこの女の身体をつらぬくことになろうとは、まだ予想だにしていない。
次に私の瞳を射抜く…

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3.5

犯罪者が警察署長になってしまうという荒唐無稽(でも実在の話)な展開を、スピーディーで畳み掛けるような語り口とハッとさせるショットと上品だけれどジョークの効いた会話と少しのお色気を丁度良い配分で混ぜて…

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言うほどご都合主義でもないな…と思ってたら、あのラスト!怪物を殺しても「聖人」になるためには告白が必要だったのかな。100分は少し長い気もするけど、次が気になる展開。イケメンは全て許させる!正義なの…

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ゴリ押しなラスト

強盗一家のくだり、猿など笑えるシーンも多々あったが、ほかのコメディの方が面白い。てかコメディなのか?不思議な印象を受ける
かなり変わった犯罪者もの。
ただ色男が真実の愛に目覚め、集団強奪計画を
最後の最後に放棄するのは感動もの。
ただその後に長年の盟友を手にかけ、は後味悪い。
これ、どこまでが真実の話?
登場人物がすべてを知ってしまっても小粋が成り立つ。あんまりない空気感のピカレスク。
Kuuta
3.7

これも過去が追いかけてくる話。聖ジョージとドラゴン(善悪両面を持つ人間)の寓話。「泥棒ー警視総監の娘」「警察署長ーダンサー」という対照的なカップルが絡みながら、それぞれの男の「聖」と「俗」が反転する…

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Gocta
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刑務所でも暮らした泥棒の男が、警察署長になるまでをコメディ・タッチで描く映画。面白く観れた。

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