初見。DVDでの鑑賞。
いろいろと映画に関する書籍など読み齧っているとあちらこちらで目にして情報だけは入ってきてしまって、既に観たような気になってしまう作品は多いのだが、本作もその一つ。今回、DV…
平安時代末期、旅の途中で騙され、人買いに売られた兄の厨子王と妹の安寿が、荘園で奴隷として働かされる物語です。(原作では安寿が姉、厨子王が弟ですが、映画では逆転しています)
荘園とは中央の支配から独…
巨匠溝口健二の代表作の一つ。「雨月物語」などと同様、日本を代表する古典文学で、家族について考えさせられる人生教訓を強く感じる作品でした(内容は大きく異なりますが)。
その物語性の面白さに加えて、光…
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カメラワークやカット割に一切の迷いがなく、さらに音響効果の使い方も相まって、容易に感情移入させられる。主人公は元々身分が高かったから助けられたのであり、身分格差や社会の歪みは根本的に解決されていない…
>>続きを読む森鴎外の小説を読んだことがなく、タイトルが「山椒太夫」というので美しい誰かが登場するのを想起したが、これが極悪人だったことに驚いた。これをタイトルにするセンスが凄い。
奴隷となった兄妹、
兄が、仏…
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知ってる話というのもあって没入というよりわりと俯瞰の目で観てしまう。特に背景が凄かった。山や丘、水辺、草、木、岩、自然があんまりにも美しくて絵巻物みたいだった。
あと特に印象に残るのは、腱を切られた…
このレビューはネタバレを含みます
男女の地位の格差が激しかった時代に生きる女たちの姿を描いた作品が高く評価されている監督。長回しが特徴的。
演技に徹底した「リアリズム」を追求。具体的な演技指導を行うことなく、俳優に何度も同じ演技をさ…
1954年 溝口健二監督作品 モノクロ124分。平安時代、越後を旅する身分の高い母(田中絹代)と厨子王と安寿の兄妹。人買い(毛利菊枝ら)の罠にかかった兄妹は、母と離され丹後は山椒大夫(進藤英太郎)の…
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