溝口の特徴である長回しと流動的なカメラワークが、本作でも効果的に用いられている。人物の動きに合わせてカメラが横方向に移動し、あるいはクレーンによって視点を変えることで、ひとつのショットのなかに複数の…
>>続きを読む森鴎外原作の《山椒大夫》は未読のままだが、童話の《安寿と厨子王》は多くの人が見聞きしてるように何度か目にしている。
陸奥国の判官の父親が無実の罪で流罪となる。厨子王と安寿の兄妹を連れ母は旅に出る。し…
“歴史は勝者によって書かれる”と
申しますが、勝者とは言わないまでも、
我々が知ってる歴史なんて所詮は
国のずっと上の方、それこそ国や
歴史を動かす人物たちの動きだけで、
そのずっと下にこういった庶…
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モノクロなのに美しい映画だった!
長回しが多いのは溝口監督の特徴なのかな?
安寿が入水自殺するシーンは悲しかったけど、直前に微笑んでたのは本人なりに厨子王の未来に期待してのことなのかなーと思ったら…
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哀愁漂うモノクロのフィルムによって映し出される、メランコリックな世界観が非常に心地よさを感じさせた。
妹の入水シーンはその切なさ、とりわけ広がる波紋と泡は命、そして「望み」の儚さを感じさせた。そし…
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慈悲の心を大切にする父が
上に疎まれたことで妻子を逃すも、
道中で親切ぶった不気味な巫女に
誘われるままに泊まったら
妻は佐渡に流されて遊女として売られ、
幼い兄妹は丹後の荘園に売られ、
成長して悪…
子供時代の厨子王役の加藤雅彦って津川雅彦だったのか!超イケメンだった!
香川京子は超美人だった!
山椒大夫を捕えるところはスカッとするが、結局父も妹も亡くなっていて、、、
何でこうも悲劇的な話を溝口…
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悪いやつの名前がタイトルになってるんだ、という意外さと思ってたより辛気臭い話だったな、という印象が強い。白黒で映し出されるススキ畑と香川京子の入水自殺の画が綺麗だった。静かに波紋を広げる水面をこうも…
>>続きを読む長い奴隷生活で失われた厨子王の志が、幼少期の行動の反復をきっかけとして蘇る演出。決意を決めた安寿が入水する後ろ姿。入水後の水面に広がる波紋。奴隷から国主への出世。別離から十数年が経ち再会した母親の見…
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