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幸せに隔たりがあって良いはずがない
ジャンルとして西部劇、アメリカの高校生恋愛もの、そして不幸の羅列モノが大の苦手。特に最後のは邦画の得意ジャンルである。人生がこんなに辛いのに…
このレビューはネタバレを含みます
革命を果たし、奴隷解放を遂げた厨子王に訪れる悲哀に満ちた結末。
封建制度を打破し、奴隷を解放したは良いものの、山椒大夫の燃える屋敷を見ると、父の教えは所詮理想論だったのかと疑念を抱く。
人間は皆等…
映像は美しいな。
一方、ストーリー展開は淡白。説話を基にしているからだろうか。
母親探しと、貴種流離譚ということで、特段珍しくも無し。
奴隷解放の件なんかは、どことなく当時の世相が反映されているよう…
表現は限りなく深いけど、『雨月物語』と本作はちょいと説教くさくて苦手だ。長回しの芝居でここぞというタイミングで涙をはらはらと流す田中絹代よりも、『噂の女』で自分の娘に嫉妬まみれの憎悪の視線を向ける田…
>>続きを読む〖1950年代映画:小説実写映画化:文芸映画:大映:ATB〗
1954年製作で、「安寿と厨子王丸」の童話でも知られる説経節の演目を基にした森鴎外の小説を実写映画化の文芸映画らしい⁉️
え?安寿と厨子…
★1989年に続き2回目の鑑賞★
中世の民衆芸能を原話として森鴎外が執筆した原作を映画化。そのような出典であるがため、正直、ストーリーは凄くおおざっぱで単純でご都合主義的なところも多い。
また…
映画を観始めてから、安寿と厨子王のお話しか…と気付く。
まあしっかり内容を覚えてなかったからいいんだけど…
そもそもこの小説タイトルはなぜ「山椒大夫」なんだろうね?
溝口健二の最高傑作と言われて…
中盤からやや駆け足な展開なれど溝口+宮川一夫の時代物の美しい情緒感は健在。
能にも通じるような幽玄とも言うべき映像美である。
内容では特に安寿と厨子王の幼少時代はよく雰囲気があるのだが成年した厨子…