モノクロ、スタンダードサイズ。
溝口健二の代表作の一つとして名高い作品。森鴎外の小説の映画化。
平安時代末期の貴種流離譚。
屋外シーンはロケ撮影、オープンセット撮影、スタジオ内セット撮影の繋ぎ合わせ…
前日に見た『黒の牛』による施術の影響か、めっちゃ味がした。あの映画、月一回くらいの頻度で見たほうがよいかもしれない。
最後に身を助けるのは実物資産。冗談はさておき、安寿が厨子王に逃げるように働きか…
再観。森鴎外が同名小説を原作に、人売りにより散り散りにされた家族を描く。雨月物語同様、カメラは宮川一夫、音楽は早坂文雄、美術は伊藤熹朔。
美しき画、場面多々なれど、やはり安寿が入水の画が白眉。厨子…
まるでレンブラントの絵画のように光と影で作られた映像美、人の動きを計算尽くした画面構成は見事。この世は神も仏もない。それでも人はささやかに生きていく。そんな哀しくもあり、当たり前のことをラストで暗示…
>>続きを読むめっちゃ泣くめっちゃ泣くめっちゃ泣く。水辺のショットがほとんど『雨月物語』と混ざって同じ感じだけど妹の入水のところ、あれだけは忘れない。恐ろしいほどに綺麗。あんなの観たことない。カットを割らない映画…
>>続きを読む入水自殺のところ凄い
前半なんとなく画面暗いなと思った、厨子王が国守になってから顔がよく見えるようになった印象?なんとなく
森に逃げていく俯瞰の画と関白の屋敷に忍び込むシーンが印象に残ってる。建物で…
このレビューはネタバレを含みます
溝口が、歪んだ社会構造に押しつぶされる人(特に女性)の運命と悲劇、利他、それに伴うある種の美をテーマにしている作家であることがよく分かる作品。強烈なリベラリストだと思う。鴎外の原作よりも過酷さや残酷…
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