とてつもない傑作。
基本的に事物が中心に配され人物はその周囲を動くのだけれど、そのようにカメラが人間に対し禁欲的であるため、全体に端正な印象が生まれるのだと、その抑制された美が重厚な物語と絡み合い心…
常に最上に優れた写真のよう。異常に集中してしまって時間を一切感じなかった。泣いた。カメラは意外とぶれていたりするのだが、しかしその滑らかで液体的?とでも言えるような表現はこよない。小津や黒澤が人間的…
>>続きを読む完璧。どの場面も考え尽くされた叙情的な構図で訴えてくる。
しかしね、県知事令で予告もなく突然、私的財産を公共財にさせられたらたまったもんじゃない。仕事柄、そんなことを考えてしまった。奴隷解放って、…
モノクロ、スタンダードサイズ。
溝口健二の代表作の一つとして名高い作品。森鴎外の小説の映画化。
平安時代末期の貴種流離譚。
屋外シーンはロケ撮影、オープンセット撮影、スタジオ内セット撮影の繋ぎ合わせ…
前日に見た『黒の牛』による施術の影響か、めっちゃ味がした。あの映画、月一回くらいの頻度で見たほうがよいかもしれない。
最後に身を助けるのは実物資産。冗談はさておき、安寿が厨子王に逃げるように働きか…
再観。森鴎外が同名小説を原作に、人売りにより散り散りにされた家族を描く。雨月物語同様、カメラは宮川一夫、音楽は早坂文雄、美術は伊藤熹朔。
美しき画、場面多々なれど、やはり安寿が入水の画が白眉。厨子…