ハウス・バイ・ザ・リバーに投稿された感想・評価 - 5ページ目

『ハウス・バイ・ザ・リバー』に投稿された感想・評価

1950年 アメリカ🇺🇸
フリッツ・ラング監督のクライム映画

タイトル通り川沿いの屋敷で起きた事件の話
冒頭のとても清潔とは言えない川がなんとも不気味で今後の嫌な展開を予測させる感じ

メイドを誤…

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ryosuke

ryosukeの感想・評価

3.7

手堅い出来の佳作。序盤、終盤にラング流の影に彩られたサスペンスが集中することで中間部はちょっと薄味な印象はある。冒頭の、隣の婦人との川のゴミを巡る会話があからさまで、すぐに何が起こるか分かってしまう…

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ラングの「布」の映画だ。家政婦エミリー(ドロシー・パトリック)の死体を入れた布袋が浮いてくる、流れていく悪夢。妻マージョリー(ジェーン・ワイアット)がいない隙にスティーブン(ルイス・ヘイワード)が書…

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川に浮かぶ布袋を破くと、中の死体のブロンドが水面に揺れるという背筋が凍る描写がある。動物の死骸が流れる川、魚の跳躍、髪の流動、カーテンのゆらめき等で「川の映画」が現前する。物語はB級だが、ラングなの…

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再鑑賞。
川から風呂場、曇る鏡、排水音、それを聞いてニヤつくルイス・ヘイワード、そしてまた川へ。立地もさることながら人間の感情までもが高湿度。闇と光との相性抜群。それでいてラストで吹き抜ける風がカー…

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び

びの感想・評価

4.7

やっぱラング好きだわ。どこまでもゲス兄貴な主人公さいこうすぎる。『死の十字路』では、三國連太郎が死体を捨てる過程で橋に足が引っかかって靴を落っことすアクシデントがあったが、こちらでは上手いこと死体を…

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シンプルなサスペンス
mare

mareの感想・評価

3.5

男が異常な心理に操られ理解不能の狂気に陥っていく様は年代的にもまさにブニュエルのエルのようだ。予期せぬ犠牲と引き換えに手にした彼の成功は、健全な感覚への再起不能を意味し一切を排除しようとする狂気に駆…

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