『ジェーン・エア』異聞。久々に。
あらためて観ると、オチも『ジェーン・エア』を蹈襲したようなメロドラマになってるのね。しかし70分の尺でそうした掘り下げがないせいで、再見するたびにこのオチ~、、、と…
RKOヴァル・リュートン製作ホラーの2作目。ブードゥのゾンビを幽玄的に描いて美しくも哀しい文芸メロドラマのよう。なんと原作は「ジェーン・エア」だというからびっくりするけれど、同年製作された「ジェーン…
>>続きを読む普通にクラシック。舐めてかかってすんませんでした。ホラー、ゾンビものとしてはもちろん、戦前期の黒人描写の多い映画としても非常に歴史的価値の高い逸品。ブードゥーの風習がどれくらい考証合ってるかは分から…
>>続きを読む鑑賞二回目2025/10/29
ラストでウェズリーが黒人の船首像に刺さっていた矢を抜いて、ジェシカを殺すというのが示唆的だと思った。アフリカからカリブ諸島へ連れてこられた黒人奴隷を示す船首像は、映画…
このレビューはネタバレを含みます
美人とはいいもので。とくに映画においては。ひろく応用がきく。たとえば小美人。モスラにおけるインファント島の。恋人の南くんの。星新一の人造美人。そして死美人。ポーの小説でおなじみだ。いかにもボードレー…
>>続きを読むペドロ・コスタ『溶岩の家』から。
怪奇派ジャック・ターナーによる当時でいうとB級作だが、至極真面目に作られていて普通に傑作だと思う。ムード溢れるモノクロ映像と哀しみに満ちたストーリーにうっとりしてし…
「私、ゾンビと歩いたの。ゾンビなんて言葉も知らなかったのに。」
これは映画冒頭のヒロインの声で流れるナレーションである。気の遠くなりそうな長い海岸線が斜めに伸びて来ている。空には池の踏み石のように…
歌で色々親切に教えてくれるの面白すぎる。「歌をちゃんと聞け」。屋敷内をゆっくりと横断するショットが何回か出てくるがこれがどれも素晴らしい。妙に解放感溢れるラストが恐ろしくも美しい。黒沢清が言ってる通…
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