それは家族で食卓を囲んでいた時のこと
小学生の長男「ねえ、お父さん」
味噌汁をすする私「ん?ズズズズ…」
長男「アバズレって、どういう意味?」
私「ブフォオ!」(味噌汁ふいた。ワカメ飛んだ)…
タイトルとは裏腹に吸血鬼なんて一切登場しないし何ならお客さんの期待する怪物も出てこない。それなのに劇中疫病が発生して隔離状態となった島でみんながその存在を噂する吸血鬼ボボラカがJホラーのような不気味…
>>続きを読む冷酷無比な司令官が従軍記者をともなって亡き妻の墓参りに訪れた孤島で伝染病騒ぎに巻き込まれ軟禁生活を送るうちに妄執に取りつかれてしまう。ベックリンの死の島とポーの早すぎた埋葬をモチーフに不吉な暗示で間…
>>続きを読むDVDでアメリカ映画『吸血鬼ボボラカ』を鑑賞しました。RKOのヴァル・リュートン派ホラー7作品の内の一本です。邦題は大間抜けなもの(吸血鬼なんか出てこないし)ですが、この作品自体はスリラー映画の名作…
>>続きを読むマークロブソンによるRKOホラー。ターナーやワイズのコンテ主義っぽいカット割とぜんぜん違った、現場で取り敢えず無難に使える素材いくつか撮っておいて編集室でいい感じのとこ拾って繋ぎました的な、今のハリ…
>>続きを読むアルノルト・ベックリンの有名な絵画『死の島』(1880)をモチーフに作られたRKOリュートン・ホラー。スコセッシ監督が選んだ映画史上最も怖いホラー映画第二位。黒沢清監督絶賛の一本。原題は「Isle …
>>続きを読む冒頭、ボリス・カーロフが手洗いするうしろで兵士たちの影が動いていたり、死屍累々の戦場を歩いていく撮影だったり、まさにベックリンの絵のの通りの「死の島」に小舟で向かう絵画的なシーンなど、前半の映像が非…
>>続きを読む吸血鬼は誰か…?
リュートン×ロブソンによるRKOホラー。
疫病が蔓延した孤島。本土への感染拡大を防ぐため自主隔離→死者が出始める。「吸血鬼が自分たちの中に潜んでいる!」と主張する宗教オバさんと「…