牛泥棒に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『牛泥棒』に投稿された感想・評価

94

94の感想・評価

4.5
「ミスティック・リバー」へと繋がる私刑映画。
すぐ犯罪者を殺せって言う人はこの映画と「10番街の殺人」を観てから言って欲しい。

「つばさ」(1927)「民衆の敵」(1931)のウィリアム・A・ウェルマン監督が、西部を舞台に冤罪事件を描いた衝撃作。ピーター・フォンダ主演。

ネバダ州の小さな町に、牧場主が殺され牛が盗まれたとい…

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ペイン

ペインの感想・評価

4.1

イーストウッドのオールタイムベスト映画であり、スピルバーグが最も愛する監督の1人ウィリアム・A・ウェルマン。

淡白でテキパキとした語り口に加え、『ミリオンダラー・ベイビー』や『チェンジリング』等の…

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冤罪と群集心理、法の支配といった現代にも通じる諸問題を徹底的に西部劇エンターテインメントの中で見せる大傑作。こんなにも先進的な映画が戦中に作られていたことに驚いた。現代にも通じる射程を持っている。
1943年にこのテーマで映画が作られてるのに驚いた。しかも75分。
ヘンリー フォンダが主役なのだが、“One Of Them”的なのも良い。
印象に残る映画。
もちお

もちおの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

 初鑑賞です。
 字幕版です。
 NHKのBSでの放送を録画しました。

 いい映画でした。
 考えさせられる作品でした。

①印象的な点
・集団の暴走
 本作は「とある人物が殺されて牛を盗まれた」…

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SHIN

SHINの感想・評価

3.6

西部開拓時代の冤罪の話。

冤罪モノは時々映画で見るテーマだけど、今まで観た作品の中では最も古い作品。

現代の作品に比べて、冤罪までの経緯があまりに雑で、まともな裁判もせず、集団の歪んだ正義感で冤…

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dune

duneの感想・評価

4.0

超胸糞映画。一見正義感に裏打ちされた行動が、私怨によるリンチ、リンチによるカタルシスへと容易にたどり着くことを描いてる。集団の持つ熱というはそれくらい恐ろしいもので、西部の法やビジランティズムを肯定…

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Leo

Leoの感想・評価

4.5

この作品では、法について語られます。
日本のサラリーマン社会や男社会に出入りしていると、アングロサクソン人の生真面目さが懐かしくなる時があります。

"The law is slow and car…

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軽率

軽率の感想・評価

4.2

たった75分にこれだけのものを詰め込んでくるのか。正義を叫ぶ大声は本当に正しいの?引き返すことも立ち止まることもできた、もっと考える時間だってあったはずなのに、熱狂が全てを押し通す。数の暴力に対する…

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