没後10年特集に先駆けて家にあるオリヴェイラいっぱい見よう月間
繰り返されるクロースアップに美しいモンタージュ。演劇的に再現されるそれぞれのシークエンスも長回しでなくカットを割ることでこれが映画で…
雑というか、元ネタを隠そうとしない剽窃の塊が幾つも並存してるから不条理劇になってて超絶パンク。舞台がどう見てもブルジョアの邸宅(精神病院)というのも良い。自分から映画そのものの「嘘」を露呈させて終わ…
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エンタメ 3.3
美術 3.9
脚本
・ストーリー 3.9
・キャラクター造形 4.5
音楽 4.0
構図 3.9
メッセージ 4.8
演技4.5
あまりに図式的に鑑賞せざる…
◎ 語る術を持たないが、ドストエフスキーの原作シーンは違和感なく見れたので引き込まれた。大審問官のところで周りにギャラリーができてキスの連鎖が起きるオリジナルなシーンは映画ならではで感動した。
マリ…
なんというラスト…!オリヴェイラのこういうサッとぜーんぶ軽やかに鮮やかにちゃぶ台返しするのがすごいな〜と観るたび思う。長尺だけど本作はどこも退屈するところがなかった。
「精神を病んだ人の家」で各人…
精神病院患者が庭園で演じる劇。『マラー/サド』は「ジャン・ポール・マラーの迫害と暗殺」を演じていたが、本作は神になり切ったり、『罪と罰』のラスコーリニコフになり、ソーニャとの会話を演じようとしても、…
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