孤独になりたくないが故にプライドもなく他者にしがみつく人間は苦手。シュザンヌをみて、なんだか泣きたい気分になった。天邪鬼だから、卑屈さで得られた幸福より清潔な孤独を選びたい。かと言って緑の光線のヒロ…
>>続きを読む六つの教訓話②
ギヨームに振り回されるシュザンヌに憐れみと蔑みの眼差しを向けていた薬学生ベルトラン。ギヨームと別れシュザンヌはベルトランを誘い追いかけはじめるも彼は彼女を利用しつつドライな対応で距…
ベルトランは男に都合のいい女なシュザンヌを内心哀れに思っているが終盤でシュザンヌが良い人と結婚すると聞いて自分の偏狭な価値観を恥じる。哀れに見えた姿も自分で意思決定する自立した一人の女性だった…
>>続きを読む2021年9月、新文芸坐「エリック・ロメール「六つの教訓話」+「喜劇と格言」+3」特集上映にて鑑賞。そのあとザ・シネマメンバーズでも数回鑑賞しました。
スクリーンで見た時は、たぶん交霊術のところで…
ロメール監督のことを全く知らずに観た「レネットとミラベル/四つの冒険」に続き、その約20年前に制作されたモノクロの本作を「ザ・シネマ」の同監督特集にて鑑賞。
両作に共通するのは、若者の日常を会話を…
エリックロメール6つの教訓話第2話目。
主人公のベルトラン、友人のギョーム、ヒロインのシュザンヌ、みんなにちょっとづつあぁ~~って気持ちにさせられる(笑) 友人のギョームはほんとに嫌な奴だし、役者…
エリックロメール“六つの教訓話”第二弾。
モテを堪能したいのも、外見とかで相手を見下すのも、貢いじゃうのも、遊ばれちゃうのも、昔から万国共通なんだね。
女としては胸糞悪いシーンが多いなと思いつつ…
ベルトランから見たシュザンヌの生き方は、受動的で憐れむものらしい。そんなベルトランの主観的な語りとは裏腹に、シュザンヌは自分の意志で選択し、自由に生きているように思える。そもそも、他者の生き方を憐れ…
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