珍しいダグラス・サークのコメディ。
孤独な富豪老人は莫大な遺産を未だ会ったことも無いある家族に渡そうと考えていた。
それは彼が若い頃に恋をして振られてしまった女性の遺族(娘家族)だ。
彼は自分が…
とんでもねージジイだな
しかし愛嬌があっていいキャラ
次女も可愛くて良い
話の骨子はありがちな気もするがキャラクターがいいから楽しいね
母親もとんでもない人間だけど、特に反省もないようでなんか笑…
主演女優より花婿(ロック・ハドソン)のほうが魅力的にみえたが、チャールズ・コバーンの魅力一本勝ち。2回目の裁判のくだりで劇場が笑いに包まれたのは寄席のようだった。薬局軒ソーダ屋という設定も最高。お金…
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このレビューはネタバレを含みます
どの国にもあるような貧富と本当の豊かさを意味する諺みたいな映画だった。
カラー映画なりたての色味の強い鮮やかな画面が奏功して、色がなかった貧しい家からお金を手に入れてキラキラしたものをジャラジャラ…
「金ではなく行動が
人をハッピーにする」
何気に初ダグラス・サーク監督作。
おもろー
あの家族元々裕福に見えたので
え?貧しかったの?
とそこに驚いたけど笑
寓話的な展開も含めて
おもろい
…
おじいちゃんは一体何がしたかったのか…と根本的な部分に疑問が湧く部分もありつつ、テンポよく進む軽妙洒脱さは見事。
末娘が貧乏生活も成金生活も受け入れる様は子供の残酷さが感じられてそれもまた面白い。
…
ゴダールやファスビンダーに影響を与え、近年では濱口竜介が頻繁に言及するダグラス・サーク。サブスクに本作しか無かったので、これが初めてのダグラス・サーク鑑賞。
教訓めいた作風やコミカルなタッチ、全く長…