消された証人の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「消された証人」に投稿された感想・評価

NYの暗黒街のボスを摘発しようと検事らが刑務所に服役中の女囚を司法取引で法廷の証言台に登らせようとするが、ギャングたちは移動中のハイウェイや彼女を匿うホテルの高層の部屋まで刺客を差し向ける…。

フレッド・アステアと名コンビで知られるダンスの女王ジンジャー・ロジャースにギャング映画のスター、エドガー・G・ロビンソン 、彼女を守る刑事役にブライアン・キースら個性派の演技に姿の見えない暗殺の恐怖…。日本未公開作。近年、DVD化されたコメディ要素あり緊迫感ありの拾いものフィルム・ノワール。
lemmon

lemmonの感想・評価

4.1
ジンジャーロジャースとブライアンキースが心通い始めることで傑作人間ドラマに。


ぶっきらぼうな警察官キースと、ギャングの女でよく喋る刑期中のロジャース。

どう見ても合わない2人。
窮地に追い込められ、無骨ながらほんの少し優しさをみせる警察官に、下品ながらも真っ直ぐさをみせるギャングの女。
嫌い同士が好きになる、って、恋愛ドラマの王道でやないか😆


時折出てくる、緊迫感あるシーンも効果的。
ロジャースにつきそう保護官の女性のエピソードにホロリ😢
キースの裏の面のある物語がより一層2人の関係性を盛り上げる。


楽しかった!
最近ロビンソンが悪役じゃないのに慣れてきた😄
2020年7月9日

レンタルビデオで見ました。
大好きなジンジャー・ロジャースと、
わからない…情けない
だから、あのダンスがあったのか?

面白かったです。
ekn

eknの感想・評価

3.0
元モデルで囚人の女が証人としてホテルの一室で保護される。証人と刑事の仲は次第に親密になっていく。ほとんどが屋内での会話劇で舞台劇っぽい。
テレビから流れる音楽に合わせて2人が踊るシーンでは、腰につけた拳銃のホルダーを男が左にずらす動きがチンポジをずらすメタファーっぽくて笑った。そんなの初めて観た。
Jimmy09

Jimmy09の感想・評価

3.5
見慣れた俳優たちが出ているので見易い映画であり、一応サスペンス映画というジャンルになるのだろうが、クスッと笑わせてくれるシーンも多く、観ていて楽しい。

この作品で、主役的な存在はジンジャー・ロジャース。刑務所に収監されていた囚人女性だが、ギャングのボスを追放するために検事たちが刑務所から出すかわりに裁判で証人になってくれとたのまれる役。彼女は元々フレッド・アステアなどとのミュージカル女優のイメージが強いが、この映画では囚人の役。
次に馴染み深い俳優は、エドワード・G・ロビンソン。この俳優は、フリッツ・ラングの『窓飾りの女』・『スカーレット・ストリート』やビリー・ワイルダー『深夜の告白』などなどで印象深い役を演じている。この映画では、囚人女性に証言させることを一生懸命に説得する検事の役。
そして、ブライアン・キース。囚人女性とは最初は対立するのだが、段々と心を通わせていく刑事の役。

この作品、コロンビア映画であるが、オープニングのコロンビア映画タイトル場面に続いて、ニューヨークの自由の女神が描かれる。コロンビア映画のオープニングは自由の女神ではないが、似ているのが面白い。

さて、物語は、暗黒界を長年牛耳ってきた黒幕コステインを追放しようとする検事(エドワード・G・ロビンソン)だが、証人になろうとする男を刑事2人が連れて裁判所に向かうのだが、観ていて「おいおい、証人は狙撃されるのではないか?」と思って観ていると本当に狙撃されて殺される場面などは「ウワッ!」とか声が出てしまう迫力あり(笑)
殺されてしまうので証人になろうとする人は殆ど居ないのだが、女性囚人として収監されている黒幕の元の女(ジンジャー・ロジャース)は突然、刑務所から高級ホテルに移される。そのホテルの部屋で、検事は懸命に証言を頼むのだが、女囚は証言することを拒否し続ける。さて、どうなるのか………という物語。
女囚を守る刑事(ブライアン・キース)は、ツッケンドンだが、段々と2人が馴染んで来て、ダンスなどするあたりは微笑ましい。

サスペンス的であり、微笑ましい人間ドラマでもあるような娯楽映画であった。