戦後でみんな貧しくて、殴ったり盗んだりは当たり前で、いつ気が狂ってもおかしくないような世界。子供でさえも汚いものを直視しなければいけない中で、それでも何者にも侵されないような、神聖なものが残されてい…
>>続きを読む三部作を製作年通りに続けて鑑賞
3作目を観てしまうとレビューが難しい。
鑑賞は順番通りが良いと思う。(が、背景を学び理解を深めるという点で3→1→2でも良いかもしれない。)
舞台は第二次世界大戦…
ものすごいエネルギーに満ちていた、常に(というのは言いすぎだけれども)たくさんのひとが集まって動きまわったり叫んだり歌ったりしていて最高、シーンが切り替わったときには既になにごとかが説明抜きに起きた…
>>続きを読む本作を初めて観たのは90年代最初の頃。この頃に観た映画は自分にとってはすべて貴重な財産ですが、死ぬ、動くな、甦れとは過去の記憶を甦らせる上でも素敵なおまじないのようなキーワードとなりました。
特に…
衝撃的。
これはもう1回みたい。。
ドキュメンタリーではないけれど、最初と最後に現実に戻す要素があるのが面白い。子供ばっか追ってないであの母親を追え。そう言って終わるけど、ここの今までの主人公の…
このレビューはネタバレを含みます
戦後間もない1940年代のソビエト連邦、カムチャツカの炭鉱町を舞台にした半自伝的作品。凍てつく辺境のスラムで、囚人労働者の子として育つ少年ワーニャ(パーヴェル・ナザーロフ)は、父親を失い、母からも顧…
>>続きを読む2025-59
まさに旧ソビエト映画のような暗さ
薄暗い霧が、靄がずっとかかったような映画だった
ガリーヤみたいな女の子のありがたさを
ワレルヤ、もしくはカネフスキー自身が
1番わかるタイミング…
動くな、死ね、甦れという奇怪なタイトルは、現実の時間を止めて子供時代を甦らせるという意味だと聞いて、この映画の中の実に生感のある人物たちにすごく納得がいった。自伝的に重ねてるのか。
この時代のこの…