このレビューはネタバレを含みます
まず世界があって、次にカメラマンがいる。
究極のモキュメンタリーだったように思う。
光と霧の表現が秀逸。こんなにも大勢の人間を動かして画面が破綻していないのは何故なんだ。
とてつもない閉塞感に観客を…
20年ぶり位に観てあらためて思ったが、収容所勤めが一番ハイクラス(ワレルカの母の彼氏)なんだな。
収容所群島の東端あたりの集落スーチャンは、流刑地の果てでまさにぬかるみのような混沌が日常で、それを何…
個人的な好みで言えば特別好きなタイプの作品ではないのに、あまりにも強烈なショットの連続と、胸に残るほろ苦い後味と、少年少女の純粋無垢な煌めきが生涯忘れられないような映画だった。おじさんが泥水でパンを…
>>続きを読む4/1 早稲田松竹にて
なぜか10年近く前に同じ映画館で見たベルイマン『野いちご』が頭をよぎった。
片方は少年でもう一方は老人。全然似た要素はないのになぜだろう。
たぶん「生を彷徨っている」と…
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●冒頭
冒頭トンネルの奥から男たち
首吊りかと思わせるような縄を上から下へパン
すると遊具にワレルカ
ガーガを追いかける
●特徴
・映画の中のワレルカとガリーヤはまるで生きているよう。生き生きして…
とにかくやかましい映画。校長室のシーンでは画面に映る全員が怒鳴り、オフスクリーンからノコギリの音まで聞こえるので狂ってる。
終盤の線路を2人で歩くシーンの美しさと対比的なラストの厳しさが素晴らしい。…
劇場にて。
国家、家族、学校、集団、警察、大人は
すべからく「抑圧」であり
自由を阻み個人を消失させる装置にすぎない。
主人公ワレルカは守護天使ガリーヤとともに
その「抑圧」から常に逃走を図ることで…
2026年 22本目
劇場 21本目
ヴィターリー・カネフスキー三部作完走。素晴らしかった。順番がテレコになってしまったのが悔しい。とにかく一瞬一瞬のカットが他に類を観ないし、ワレルカとガリーヤ、…