退屈で閉鎖的な田舎でなんとか絶望しないように生きる子どもの物語、もれなく必要以上に感情移入してしまう。それにしてもここの街はちょっと陰惨すぎて言葉にならない、こんなのが自伝的作品だなんてこっちが泣い…
>>続きを読む半端でないマイナスのオーラ漂う映画。
この時代の地方の有り様を1989年に描いた意図にも
想像するに恐ろしい。カンヌに出品され、カメラドール取った?
それほどその時点でソ連は疲弊していたのか?
時折…
圧倒的な引きがある訳では無いんだけど、ジワジワと面白いみたいな名作映画だった
子供がしてしまった悪戯が取り返しのつかないことになってしまう、、みたいなことって自分にもあったなと思いながら観ていた
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ベタなショットや荒い演出・ぎこちない編集のリズムがところどころありつつ、ワレルカの動きを起点としたダイナミズムを捉えることに成功している。ガリーヤがふっと現れる演出とワレルカに会いにくるまでの経緯の…
>>続きを読むすさまじい映画
ソビエト時代の社会主義国家に搾取される底辺の人たちと街と、その子どもたち
アパートのような共同住宅の薄い壁と廊下の向こうで歌い叫ぶ人たち
なんであんなに激しいんだろう
そういえば…
とんでもない映画だった
観たあとこんなに冷めきった感情になるの久しぶり
第二次世界大戦が近づくロシアの炭鉱の街で12歳の少年ワルラカが悪戯の果てに貨物列車を転覆させるという大事件を起こし段々…
登場人物のむき出しの力に圧倒された。極東の小さな炭鉱街が舞台。ソ連ならではの鬱屈とした退廃的な雰囲気の中で逞しく生きる、いたずらっ子(では済まないが)のワレリカとしっかり者のガリーヤの関係性が微笑ま…
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