このレビューはネタバレを含みます
ちょっと余韻というか衝撃というか…撮影開始の合図から幕を開けた本作は、終着点で新たに見つけた対象、気の狂った母への撮影を促す。それまで写してきた子供達の事など忘れ、まるで新たな獲物を食い物にするかの…
>>続きを読む記憶に刻まれた映画・13
『動くな、死ね、甦れ!』1989年
監督: ヴィターリー・カネフスキー
タイトル通りインパクトある画が展開していき、ドキュメントなのか作劇なのか、なんとも言葉にできないリ…
【再鑑賞】
初めて観たのは、10年以上も前のことですが、その日のことは今でも覚えています。
場所は今年惜しまれつつ閉館した、京都みなみ会館。夜遅くのレイトショーでした。しかもその日はとてもとても寒く…
湯気立つぬかるみに無秩序で閉鎖的な日常。
観ているだけで居心地のわるい世界なのだがワレルカの危うさに引っ張られる。精一杯走れば大人から逃げ切れてしまう、不意に追いついてしまう。
ラヴィドボエーム以来…
【2回目】
奥の暗闇から、カメラに向かって歩いてくる
ほとんどカメラがすごく高い位置にいる。人物たちをほとんどの時間俯瞰してる。
【1回目】
お茶を売って生計を
母と2人で暮らす
同…