雨にぬれた舗道に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『雨にぬれた舗道』に投稿された感想・評価

3.4

ベンキョにはなるし、いい感じだが、面白くはない。

娼婦のシルヴィアがなんかよくわからんが、とても可愛かった。
ジョニー・マンデルの音楽は最高だった。俺が当時のジャズメンなら、アルバムのB面の二曲目…

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4.0

なんだこの張り詰めた緊張感!最初の夜にソフト監禁される青年の部屋にカギをかけにいく主人公を背中から追う室内ショットがまずホラー映画のそれ。目隠し鬼×ハーモニカの影と音の演出、無駄にエロティックな姉と…

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このレビューはネタバレを含みます

 こういう終わりになるのか…。年の近い友達もおらず、言い寄ってくるのはおっさん。気を引きたい年下の男からは相手にされておらず、監禁し売春婦をあてがって取り入ろうとするも、最後は発狂。あまりにも惨め。…

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アルトマン初期作品の佳作。サンディ・デニスの狂気は、次作「M★A★S★H マッシュ」へと集団化する。
S
3.5
官能や耽美とはかけ離れた所にある孤独こじらせホラーAV。他人の尺度でしか自己を確立できない人生の行く末。アケルマンの『ジャンヌディエルマン』を思い出す。目隠し鬼ごっこプレイの奇妙なポップさ。
悠
3.4

ブルジョワの婦人が公園のベンチでずぶ濡れになっている青年を自宅に招き入れたことからはじまる二人の奇妙な関係を描いたサイコスリラー。
同じくアルトマンの『イメージズ』『三人の女』とあわせて女性とパーソ…

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324
4.0
寄生、所有、期待の裏切りと復讐・獲得。拾った野良犬。目隠し鬼で放置される孤独のズームアウト。避妊具求めて行った病院での周りのノイジーな会話や、ブラインド窓越しの望遠ショットなんかが、とてもアルトマン。
えす
3.8

後に『イメージズ』、『三人の女』へと繋がるイメージに溢れている。格子状で透明性の低い窓ガラス、鏡が多用された檻のような空間。それらの歪みが虚像を形成していく。サンディ・デニスの抑圧された性に対する異…

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2023年80本目(劇場70本目)

孤独についての映画。孤独を埋めたいだけだけど、それは誰でも良いわけじゃない。
1人の少年によって、狂い始めてしまった中年女性。自分の老いた肌を見せまいと足の指先…

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odyss
3.8

【階級の差と男女の差】

ロバート・アルトマンの特集が最近リバイバルで組まれ、それで初めて鑑賞した作品。

若くはないが女としての魅力を失ってしまったというほどでもない、微妙な年齢の独身女性。
親か…

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