雨にぬれた舗道に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 4ページ目

「雨にぬれた舗道」に投稿された感想・評価

R・アルトマン恐るべしと心から思う作品。全編重たく息苦しく、前半はそれ故一本調子となりやや退屈するが、後半俄然加速する。独特のアルトマン演出は凡そ米作品らしくなく、そのスタイリッシュさは他者の誰とも…

>>続きを読む
最後はしっかりぞっとしたけど、女性が主人公だとカメラが硬直している気がする。

主人公は男性、登場人物が多い時、アルトマンのカメラの放り出しが起こって、精神疾患も健常も等価で映る。
ヤギ

ヤギの感想・評価

4.0

偶然の出会いから始まるロマンスかと思いきや、孤独と抑圧に狂わされた人間を描いたサスペンスだった。
一見利他のように見えて極めて利己的な奉仕の果てに、歪んだ欲望が滲み出る。
すこし『パール』を思い出し…

>>続きを読む
katohy

katohyの感想・評価

3.6
寝不足で行ったら、やはりところどころ、睡魔に…。
何の話なんだ、ってところでこれまたストーリーある様なないような。
良い意味で、何見せられてるんだろう、なんじゃこりゃな、アルトマンでした。

主人公は孤独で裕福なお嬢様(30代)という設定なのに、ご年配な客人をもてなす冒頭〜招き入れた青年の世話をする一連シーンまで、料理したり飯運んだり風呂沸かしたり奉仕ばかりする。
これが上映開始から恐ら…

>>続きを読む

このレビューはネタバレを含みます

彼の周りにはなぜかやかましく、そして彼を強烈に誘惑する女性しかいない。
その状況で、彼はただ閉口してしまう。

異様なこの映画の中で、特に異様なのは姉との
シーンである。
彼は姉の情事を覗き見ること…

>>続きを読む
ゴム水

ゴム水の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

欲求不満な中年女性が静かに狂っていく話。
まともですけど?みたいな顔してどうかしてるとしか思えないムーブとるのがおもしろい。そしてなにより終わり方!こわい!

男が色々しゃべると雰囲気出ない、かとい…

>>続きを読む
CINEMASA

CINEMASAの感想・評価

3.8

 1969年製作作品。日本公開は1970年。未ソフト化&未配信作品だ。

【公園で雨に濡れそぼっている青年(マイケル・バーンズ)を家に招き入れた三十路女のフランセス(サンディ・デニス)の話】である。…

>>続きを読む
水蛇

水蛇の感想・評価

3.7

好き好きアルトマン。ガラスの破片が刺さりそうな一見ランダムなズームの場面転換、スクリーンで観るにはあまりに不穏。

ポランスキー「反撥」とかカサヴェテス「こわれゆく女」とかハネケ「ピアニスト」とかと…

>>続きを読む

ロバート・アルトマン傑作選にて鑑賞。

見知らぬ青年を家に招き入れて風呂に入れ食事を与える、冒頭からヤバさ全開。心情を吐露せず表情も変わらない女。何を考えているのかわからないのでとにかく不気味。抱え…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事