アメリカにおける人種差別の根深さと複雑さを痛感出来る映画です。
しかしこの映画、これだけの演技派を揃えたわりには、淡白なんです。人種差別をテーマに映画を作るなら、とことん深くまで掘り下げて映画を作っ…
【ユダヤ人にして黒人という存在をていねいに描いてほしかった】
フィリップ・ロスの小説(私は未読)をロバート・ベントン監督が映画化したもの。
差別用語を使ったとして、ユダヤ人の古典学教授(アンソ…
心に深い傷を負った女と老いた男が行き場のない逢瀬を重ねる、と書くといかにも文学的だが、こういう救いのない話や不幸自慢のような話はあまり好きではない。重層的というよりは話題が過剰で散漫な感じ。ストーリ…
>>続きを読むあっ、プリズン・ブレイクのマイケル!映画では初めて観るような気がする。ちょっと嬉しい。そして、育ちのいいお嬢様役がよく似合うニコール・キッドマンだが今回は育ちの悪い女性役。しかし、不安定な女性を演じ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
アルビノという程ではないにしろ、色素薄弱で産まれてきたコールマン。
父親は母親の不義を疑わなかったのだろうか?
青春時代も妻も最期の愛人も白人であったのは、黒人である事を認めたくなかったからだろう…
あまりちゃんと見てなかったけど、見終わった後に『白いカラス』という題名の意味が理解できた。基本的に淡々と話が進んでいくから、少し眠くなったけど、当時の時代背景を想像して少し心が苦しくなった。当時より…
>>続きを読む 人種問題と闘ってきたコルクマン。虐待、DVを受けてきたファーリー。彼らが出会ったことをきっかけに変わっていくというお話。
人種差別の話と思っていたのですが、誰もが過去のトラウマを持って生きてい…
ニコール・キッドマンが好きで鑑賞。が、この映画の中でのキッドマンの役は微妙。
最後の展開でこのタイトルの意味がわかる。
本当に描きたかったのはなんだったのか、いくつか伝えたいことがあるのはわかった…