今を生きる人に辞書を作る。言葉の海を渡る舟を編む。
死ぬまで言葉を集める男。辞書作りというライフワークに出会った男。コミュニケーション能力を辞書作りに生かす男。それぞれの男たちの情熱や想いが伝わって…
原作の雰囲気を壊すことなく、静かかつゆったりとした時が流れる空間と、辞書づくりにかける情熱がうまく表現されている。
ストーリーは典型的なスポ根系のプロットを文系仕事にあてはめたものであるが、終盤に…
ほっこりする映画。
松田龍平さんの演技が面白い。だんだん自信つけたりテンション上がってきてるマジメ君、ピュアで応援したくなる。
恋文のところは笑った。
脇を固める俳優陣も、観ていてクスッとなる演技…
15年間辞書作りに専念して生きてきた人の生き様なんて、きっとこの作品を観なかったら全く知らなかったと思う。 まるで偉人の伝記を読んでいるようだった。
水面に言葉の紙が桜の花びらのように浮いている…
「舟を編む」製作委員会