ポン・ジュノが選ぶ21世紀ベスト映画9本
(ニューヨーク・タイムズ)
キム・ミニと組み出してからのある種の“モード”に入る前の、映画としての堅実な完成度の高さと、サンスのマジカルワンダーランド具合…
先輩と会うためにソウルに戻った映画監督が
レストラン「多情」とバー「小説」を数日往来して、
出会いと別れを繰り返す、
ホン・サンス監督の実験的でミステリアスな作品。
積み重なるようで積み重ならない…
地方に拠点を移し、久々にソウルにきた映画監督が先輩に会いに行くなかで、人との奇妙な出会いや別れを独特な時間の使い方と記憶で紡がれてるストーリー。
4日ほど経ってるように見えるが、主人公のこうなれば…
この、エモーションが突如活性化する感じがたまらんのよね。
5人でタクシーを待ってて、ボラムが急に一人だけ道路を渡ってっちゃって、それを先輩が追いかけていって、残された3人(1人は酔い潰れてる)がタク…
これおもろすぎる。ホンサンス映画を尺が短くて見やすい、という理由だけで見続けていたがすごい。恋愛映画というか、結構到達点な気がする。70分の尺で繰り返される事象、繰り返すことによって変化を描く手法。…
>>続きを読む夢のようなモノクローム。偶然の連鎖。同じキャラクター、同じ場所、同じ日?会話や場面は変化を伴い反復される。人は本当に過去から逃れることができるのか。この映画は過去が現在に、どのような影響を与えるのか…
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