第62回ベルリン国際映画祭金熊賞。
パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ監督作。
ローマ郊外の刑務所を舞台に、一般客に披露する演劇実習に臨む囚人たちの姿を描いたドラマ。
『父/パードレ・パドローネ…
この間宝塚歌劇団を初めて観に出掛けた。『ロミオとジュリエット』
高い料金取るだけあって気合の入ったステージだった。素晴らしい。あれ役者は全部女性なんだよな。
ティボルト、なんと凛々しかったことよ。
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撮り方がドキュメンタリーの様な撮り方な感じじゃなく映画のようなシーンだった。演じる人達は受刑者達で目つきと雰囲気が映画に出てくる受刑者よりも怖い。ビックリしたのはブルータス役の人が本当に俳優になった…
>>続きを読む観る前に『ジュリアス・シーザー』のあらすじくらいは把握しておけばよかった。
熱演しているのが受刑者役であることを忘れさせられる一方で、受刑者だからこその演技もあったのかもしれない。
(2013年…
実在する刑務所で実際の囚人が演じるジュリアス・シーザーの模様を追った作品。役に入りこみ普段の振る舞いや顔つきが変わったり内省したり強気になったりと演劇が与える活力。ゆえに最後の言葉が重たい。本番以外…
>>続きを読む元になっているジュリアスシーザーを読み込んでいないとちょっとついていけないところもあるが、話の進行でおおよその意図を察する。演劇とドキュメンタリーの距離を詰め、虚構と現実を近接させる。モノクロにこだ…
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