男性向けのおとぎ話。そんなイメージで観るタイミングを失っていた本作。"空気人形"なので、男性の欲望描写が生々しくあるけれど、異色のラブストーリーとなっている。心を持った彼女と、すれ違うだけのような登…
>>続きを読むこころをもつことは
せつないことでした。
感情が無かったらどんなに楽だろう、と、でもどんなに切なく味気ないだろう、と
一度でも想ったことがあるなら
惹かれるフレーズかもしれない。
フ…
音楽素敵。設定・世界観素敵。
一言で言えば「キレイな映画」。ほんと、キレイ。空気のようにキレイ。
しかし…是枝監督好きなんだが…今回はかなりシュール。
こういうの流行ってんのかな。
ARATAがも…
辛い、苦しい、心を持ってしまったことを後悔する。でも、心を持ってるからこそ幸せも感じることができる。
心を持ってしまった人形が最期に夢見たものは誕生日をお祝いしてもらうこと。
全体的に空気みたいにふ…
空気人形が心を持つ話。これは一体どういう作品なのだろう。わからない点がいくつか残る内容だった。
このわかりづらさは是枝監督の作品を観るとしばしば感じることがある。
それは台詞で説明することよりも、映…
「心をもつ」オープニングの儚い情感にいきなりやられた。美しくない東京を美しく切り取る映像が、心の空虚と、満たし満たされる喜びを静かに語る。吉野弘「生命は」の朗読も深く染み込む。常にバランスを崩しなが…
>>続きを読むまどろみのようなやわらかな雰囲気に包まれていますが、人間の醜さや孤独をもしっかり描き切っています。このギャップがたまらなくツボ。ペ・ドゥナの透明感すばらしい。彼女でなければ空気人形は成り立たなかった…
>>続きを読む(C)2009 業田良家,小学館,『空気人形』製作委員会