うきしまの”路地”と呼ばれる場所には斜面に家がびっしりと建つその場所にオリュウノオバと毛坊主の礼如が暮らしていた。
オリュウノオバは産婆として多くの赤ん坊を取り上げ、その中に高貴な存在「中本家」の男…
時代は昔、漁村で暮らす助産婦(寺島しのぶ)が死の床で、とり上げた子供の中で若くして命を絶ったイケメンの若者たちを思い出す。
女にモテ過ぎて殺される子、盗みの魔力にとりつかれた子など、オムニバス形式で…
3人の愛され男を見比べる。
・高良くん→「軽蔑」のカズさんキャラを思い出す(と思ったら、中上健次さんの原作だったのね)でもカズさん時より色っぽくなったと思うわ~。
・高岡蒼甫→ダメ男を演らせるとホン…
これ2011年の作品なんだよね?って何度も確認した。
敢えての古臭いテーマであり内容。
撮影も演技も演出もわざとだとは思うけど
ちょっと観ていて辛いくらいの映画。
出演者が豪華なのでなを期待しすぎた…
若い頃、中上健次にハマって何冊も読んだ。どの小説もすごく面白かった記憶がある。この『千年の愉楽』も夢中で読んだ。だからこの映画に期待しすぎてしまったのかもしれない。途中長い瞬きをしたら十数分意識が飛…
>>続きを読む原作は中上健次の短編連作集。
筋だけを追うと、まず「路地」という場がある。「中本の一統」と呼ばれる血筋の因縁(身も蓋もない言葉で言ってしまえば、ヤクザ者の痴情のもつれや犯罪譚)を、産婆であるオリュ…